『広電650形で行く 日帰り旅』の続き。
新設される稲荷町電停で、新規開通する路線の説明と、そこからの撮影を楽しみました。
ところで7月16日 にアップした専用軌道(風)の線路の謎解き。
https://www.ctv.co.jp/tekken4/article/71k2h5p4ai6sfvnp.html
※6月29日の訪問時の疑問を、今回、広島電鉄の工事担当者が教えてくれました。(参加者の質問に対する回答)
*専用軌道(風)は、1~2か月で自動車も横断出来る併用軌道となる。
*軌道を新設する場合、実際に運行を開始し、電車が走ることでその状態が変わってくる。(少し沈むというか下がるそうです)
それは暫くすると落ち着くので、その後併用軌道とする。
一旦舗装などをすると簡単には調整できないのでその対応。
*よって、この状態で8月3日は開通する。
●言われてみればですが、私の想像しうる範疇の外の話しでした。
とするとこの区間の記録写真としては、
1)開通後しばらくの暫定専用軌道(風)期間
2)併用軌道化後
となりそうです。
※路面電車の軌道ではここ20年ほど、芳賀・宇都宮LRTのように、併用区間では樹脂固定軌道が採用されることが多いかと思いますが、今回、バラスト軌道を選択した理由については質問しませんでした。
新設される稲荷町電停からの撮影。
(余談)
新設される稲荷町電停での撮影が設けられた理由ですが、構造物(電停)のエリア内で撮影している私たちは問題ないのですが、現時点では電停が開設されておらず、横断信号が赤の場合、横断歩道上では留まってはいけないのだそうです。
ようするに普通の信号交差点で言えば、赤信号の時、道路の真ん中で立ち止まっているのと同じ状況という説明を受けました。
道路交通法を見ると、歩行者の義務として道路を横断しきるということが前提となっているようです。