稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

来年は東海道新幹線が還暦の年(1)東京駅新幹線起点と鉄道建設記念碑。

今日から暫くはこの6月7日から6月18日までの12日間、スペインに旅行した際の報告です。

今回は鉄分薄めの観光旅行。なおかつ旅行会社のツアーへの参加というお気楽旅行です。

ところで私の海外行ですが、このブログでの前回の紹介は2020年3月24日のオランダ(出かけたのは2019年12月)でした。その後、コロナ禍の中で海外どころか日本国内へも出かけることなく経過。暫くして国内旅行は段々出かけるようになったのですが、海外へは行っておらず、ただ今年に入り、5類引き下げ方針が政府から出、4月末には検疫法に基づく従来の水際措置が無くなり、急遽、かねてから行きたかったスペインに出かけることにしたのです。

で、その前に。

今回の出国は成田空港からのエミレーツ航空EK319便ドバイ行き。

成田空港から先回海外に出かけたのは2018年4月のこと。その時は(も)トランクは宅配便で先に空港に送っており、身軽なのを良いことに京成電鉄の東成田駅~芝山鉄道探訪し、拙ブログでは2018年5月18日から5月23日の期間で紹介しました。

そして今回は来年還暦を迎える東海道新幹線東京駅の探索。

いつもは撮らない東京の風景。偶然、あとで乗ることとなる成田エクスプレスが写っていました。

私がこの風景を見始めて既に50年超。新幹線とともに歩んできた人生と行ったら言い過ぎでしょうか?

18番、19番線ホームの新幹線起点。

いつもは何も気にせずこの上を歩いていますが、こうして改めて撮影してみれば、東海道新幹線の歴史を改めて実感できます。

同じ18番、19番線ホームの新大阪よりのはずれ。恥ずかしながら初めて足を運んだ鉄道建設記念碑。

そこには「新幹線の父」と呼ばれた第4代国鉄総裁、十河(そごう)信二氏のレリーフと、

十河信二氏の座右の銘。私は「春下天開花一」と最初に読んだのですが、十河信二氏について調べたら「一花開天下春」でした。読み方としては「いっかひらいて てんかのはる」を始めいろいろ出てきます、意味合いも含めて是非、ご自分でお調べください。

なおこの碑は1973(昭和48)年に建てられたものです。

ところでふと気になり、裏側を覗いてみたら…。

一番上に「新幹線開業」。

次に「新大阪ー岡山 1972・3 180.3km」。

下段には「岡山ー博多 1975・3 443.6km」。

なおここには東海道新幹線開業が写っていませんが、この面の右側にちゃんとあり、

「東京ー新大阪 1964・10 552.6km」となっています。

更に右下には「鉄道百年 1972・10・14 日本国有鉄道」とあるので、この碑が鉄道開通100年を記念して建てられたものと分かります。

よって山陽新幹線岡山開業までの銘板が当初からあり、博多開業は後に追加されたものと推察されます。

東海道新幹線を東京駅で乗降されることがあれば、たまにはホームの新大阪方の端っこまで足を運んで見て下さい。こんな出会いが待っています。

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