2023年4月10日。
朝7時前の山形駅(西口)。
「八頭身美人どぐうベンチ」(デザイン:佐藤美智)。タイトルにはベンチとありますが、座る人はいるのでしょうか?ただこれが本当にベンチとして使われていれば、芸術作品の楽しみ方としては素晴らしい提案だと思います。
早起きの理由の一つ。
山形駅発07:02左沢線左沢行きの乗車と撮影。ポイントは「6両編成」であること。地方路線にあって今時では異例の長大編成。両運転台(1両で走ることが出来る)の101形が6台繋がって走る姿は貴重であり、何となく楽しそうという気もして、チャンスがあれば楽しみたいと思っていました。なおこの列車が山形駅始発では一番列車なので、これに乗ってどこかの駅まで行き、上りの6両編成列車を撮影の予定でした。
6両の内、寒河江駅までの車両もあり、その行先表示がこれ。さすが山形と言えばサクランボ。
でも私はこの列車には乗らず、07:12発の824M仙山線仙台駅行きに乗車。その乗車した山形駅停車中の写真を私にしては珍しく撮っていません。その理由は乗客が想像以上に多く、とても撮影出来なかったからで、山形駅からの乗車だったから座る席が選べましたが、山形と仙台との結びつきの一端を垣間見た気分でした。
霞城公園の桜花、また来年お会いしましょう。
仙台駅着08:34。久しぶりに長距離通勤、通学列車に乗りました。
駅前芸術シリーズ、仙台駅前編。解説の場所とブロンズ像の設置場所が離れている珍しい例。
折り返し仙台駅発09:25、仙石東北ラインの快速電車/石巻駅行き。
(この日の当初の予定)
1)左沢線の6両編成の列車の撮影
2)霞城公園での撮影
3)宮城県栗原市のくりはら田園鉄道公園/くりでんミュージアムなどを見学
4)仙台市営地下鉄の撮影
5)仙台駅周辺の高層ビルにある展望台から撮影
こんなところを考えていました。
(実際の行程)
ところが、やながわ希望の森公園での撮影会でお会いした友人から悪魔のささやきあり。
「石巻線の貨物にDE10が入っているらしいよ」。
石巻線は2022年にそれまでのDE10牽引から最新のDD200牽引になったのですが、運用の都合で午前の小牛田駅発石巻港行きがDE10になっているとのこと。
「この列車は今しか撮れないよ!外れたらごめんね」。
誘惑に負けました。
友人達とは石巻駅で合流することとし、私はそこに電車で向かうことにしたのです。
10:14に石巻駅に到着。それで乗ってきた電車がマンガッタンライナーであったことを知る。そもそも「HB-E210系」(仙石東北ラインの快速電車)にマンガッタンライナーが入っていることを知りませんでした。それで調べたところ2022年1月19日からとのこと。
仙台駅で何故気づかなかったかと言えば、4両編成の内、2両がマンガッタンライナーラッピングで、2両は一般的な電車。私が乗ったのはその非ラッピング車だったことによります。
このデザインの車両を見ると石巻市に来ていると実感できます。