稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

平成筑豊鉄道(1)「スーパーハッピー号」と伊田線0キロポスト。

ここで午前に乗車した北九州銀行レトロライン「潮風号」の運営について、平成筑豊鉄道との関係を簡単に解説。

●門司港レトロ観光列車は、北九州市が鉄道の施設を保有(第3種鉄道事業者)。

●その施設を借りて平成筑豊鉄道株式会社が列車を運行(第2種鉄道事業者)。

●つまり上下分離方式での運営。

一方、3月2日の午後に訪問した平成筑豊鉄道は一般的な鉄道路線となります。(伊田線・糸田線・田川線)

直方駅(のおがたえき)。

余談ですが、この「のおがた」という読み方が正式であると知ったのは社会人になり、なおかつパソコンを使うようになってから。

以前は「のうがた」と読んでおり、何故そうであったかは確か、九州の人がそう読んでいたからという記憶あり。

で、「のおがた」を知ったきっかけは、キーボードで「のうがた」と打って、「直方」と変換されなかったから。お恥ずかしい限りですが、ネットで調べたら、「のうがた」と読んでいる人がゼロではないことを知り、意味もなくホッとしました。

駅前には大関魁皇(かいおう)の像あり。「かいおう」はJR九州の特急電車の名前にもなり、今も直方駅と博多駅を結んでいます。

14:42発の行橋駅行きに乗車。

403号「スーパーハッピー号」。

その名の通りの幸せ感があふれ出ています。

平成筑豊鉄道の公式サイト> へいちくを楽しむ> 車両紹介> 403号車 「スーパーハッピー号」に、この車両が誕生した経緯と創り上げて行く経過が写真付きで掲載されています。是非、ご一読ください。

私のこの記事を読むよりも、ずーっとハッピーな気分になることは間違いないでしょう。

さて平成筑豊鉄道伊田線直方駅構内にあった0キロポスト。「平成ちくほう鉄道 伊田線起点 0K100」とあります。

察するに、国鉄~JR伊田線時代の起点は、この場所から100メートル先のJR直方駅構内にあったものの、平成筑豊鉄道に転換され、その後現在の位置に平成筑豊鉄道直方駅のホームが移り、ここ「0K100」が起点となったのではないかというのが私の推理。

あっているかどうかを、その内に確かめたいと思っています。

春の日射しを浴び、菜の花の中をひた走る列車。

その鉄路は、今やとても珍しい存在の非電化複線。九州が炭坑で栄えた時代の生き証人。

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