4月2日(日)『 あなたも車掌さん!四日市からいなべを結ぶ電車「三岐鉄道」満喫ツアー』というツアーに参加しました。
副題には『~貴重!レトロな硬券きっぷ切り、汽笛・放送体験も楽しい車両工場見学、博物館見学まで~』とあり、正に三岐鉄道三岐線三昧。とにかく三岐鉄道の施設に入るのは初めてで、全てが新鮮な一日でした。
旅立ちは近鉄名古屋駅。08:15発の急行五十鈴川駅行きに乗車し、集合場所の三岐鉄道「近鉄富田駅」を目指します。
近鉄富田駅着08:49。
近鉄名古屋線と三岐鉄道三岐線の駅名は同じで、共同使用駅である事も含め、乗客の利便性からすればそれが最善だとは思うものの、異なる鉄道事業者が片方の鉄道名の付いた駅名をそのまま名乗っている例はあまりないと思います。
まずは近鉄富田駅構内で硬券きっぷ切り体験。4種類のはさみが用意されており、それを使います。
ダッチングマシーンの中を大公開。これまで何度も使っているこのダッチングマシーンですが、中を見たのは初めて。
入場券と乗車券は窓口で購入したもの。
折角なので入場券には4種類のはさみを入れてみました。それでひょっとしてと思い、上の乗車券(これから向かう保々駅までの区間)を購入し、はさみを入れてもらったら、予想通りはさみの形が異なっていました。
三岐鉄道の担当者さんからそうした説明は無かったのですが、私個人としてはしてやったりでにんまり。
三岐鉄道の開通は1931(昭和6)年7月23日。当初は東藤原駅までで、その後同年12月23日に西藤原駅まで延伸しています。また起点の富田駅は今の(JR)富田駅で、1970(昭和45)年6月25日 に近鉄富田駅に乗り入れました。
この資料はこのツアーの参加者向けに用意されていたもので、これだけではなく多くの歴史資料がダッチングマシーン体験の待ち時間に見られるようになっており、その工夫が嬉しく、また三岐鉄道の歴史を知る良い機会となっていました。
さて私たちは10:00発の保々駅行きに乗車。
方向幕に「サイクルパス」とありますが、実際に10名ほどの自転車利用者もいて、沿線の方には根付いてるようでした。