時間を少し戻します。
トンネルを抜け、
小さな川を渡ると出雲横田駅(いずもよこたえき)に到着します。
思いがけない立派な建物、、、と思ったらそれは駅舎ではなく「雲州そろばん伝統産業会館」。この地がそろばんの主産地である事を「奥出雲おろち号」に乗ったからこそ知りました。
駅舎はその手前の木造の建物。
大社造の神殿を模した建物と大きなしめ縄が特徴とのこと。車内の放送を聞いて慌てて撮影した一枚。
奥出雲町立八川小学校の大銀杏。車内の案内放送で知り、帰宅後に調べたところ紅葉スポットとして秋になると訪れる人が多いようでした。
今年が最後となる「奥出雲おろち号」の運転。今思えば紅葉のシーズンにこの列車に乗ってみたかった。
沿線には撮影者の姿あり。水鏡はどうだったのでしょうか?
いよいよ「奥出雲おろち号」の最大の難所であり名所でもある出雲坂根駅が近づいてきました。
これからこの列車が登っていくスイッチバックの線が左から近づいてきました。
たまたまこの時、トロッコの前面展望お立ち台には私ともう一人だけで、こんな写真を連続で撮っていました。
列車の到着を待っていた方は5名。
列車が停止しました。機回しできる配線となっていますが、貨物列車が無くなったのちは、どれほどこの線が使われたのでしょう?