稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

名古屋臨海鉄道(3)信号扱い所見学。

今日は信号扱い所を紹介します。

不自然に出っ張った部分のある建物が信号扱い所。

何だか不思議な形。でも意味はあります。

少し高くなっただけですが、外からみているよりは遙かに見通しがきき、各線から集められた貨車を仕分ける操車場としての機能を持つ、この東港駅の全景が見られました。

信号扱い所の仕事は、駅構内の全ての車両を、安全に移動させること。

この眺望が無ければ、この広い駅構内のポイントを安全に切り替えていくことは難しそうです。

大きな操作パネル。この駅の規模を改めて実感しています、

ここの見学中は正に「ヨ8000形式車掌車」乗車体験が行われているわけで、その列車はポイントを渡り、別線に入るなどしており、

信号取り扱い員は、私たちが見学中も、列車の乗務員と無線でやりとりをしながら信号操作をしており、当然と言えば当然なのですが、臨場感は最高でした。

一度触ってみたい。

自分が切り替えたポイントを、列車が通っていくと思うだけで、オーケストラの指揮者のような気分になれるのでしょうか?

鉄道員の仕事を、ただ見学しているにも関わらず、どこか自分が車両を動かしているかのような錯覚に陥りそうでした。

最後に操作パネルを見つつ、この駅に何本の線があるかを数えてみましょう。

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