コロナ禍前に、LRT化の検討が進められたJR西日本吉備線(桃太郎線)。
その後、その歩みが止まったことは報道で知っていましたが、それはそれとして吉備線の実態はどうなのだろうと今回、乗ってみることにしました。
以前、岡山駅から岡山空港に向かう際に乗った「チャギントンラッピングバス」に出会いました。お久しぶりです。
吉備線は交通系ICカードが使えることを確認。ここだけ見ても津山線よりは乗客が多いのでしょう。
吉備線は桃太郎線であって、吉備線ではないようです。(変な書き方ですいません)
津山線(9番線)、吉備線(10番線)ホームの9番線側から0キロポストが見えたので、最初、これが吉備線の0キロポストかと思ったら、どうやらこれは津山線の0キロポスト。
10番線側にもちゃんと0キロポストがあり、これが吉備線のもの。
停止位置目標が1,2,3,4とあるので、最後尾合わせで列車を停めるのは分かるのですが、編成両数が弾力的であることが伺えます。ただ基本は2両と聞いていたので、単行があるかどうかは私には分かりません。
さて09:29発の総社駅行きの入線です。
岡山駅出発時点で、座席はほぼ埋まり、立っている乗客も結構います。
大安寺駅で交換。
岡山平野(吉備平野)の風景。
忽然と姿を現した最上(さいじょう)稲荷の巨大な大鳥居。
伏見稲荷、豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つとされているそうですが、有名なところでは私が知る限りでも、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)もあり、とかく日本の「日本三大**」の称号はなかなか難しいものがあります。
備中高松駅。
到着する一駅ごとに車内は空いていきます。
服部駅。岡山駅から約30分。鬼ノ城という観光地の最寄り駅のようですが、公益財団法人日本城郭協会のウェブサイト/日本100名城にその名が記されており、先の最上稲荷もそうですが、私が知らなかっただけで見所が多そうな吉備線です。
終点の一つ手前の東総社駅。(私にとって)意外なことに、降車客多し。
そこで一つの推論あり。東総社駅と岡山駅との間の利用客は吉備線、総社駅と岡山駅との利用客は伯備線。多分、間違ってはいないと思います。