佐用駅の一つ先、上月駅までが兵庫県。つまり関西。
そしてその先の美作土居駅からは、「美作(みまさか)」という旧国名が冠されている通りで、岡山県(中国地方)となります。
JR西日本キハ120形の単行。佐用駅発08:32。
佐用駅からの乗客は少なかったものの県境を越えて津山駅に近づくにつれ、徐々に混み始め、途中から立っている人も結構いました。もっとも列車は1両ですので、乗客数はそれほどでもありません。
09:31、津山駅到着。2時間36分の旅の終り。
因美線、津山線、姫新線の3路線が集まる拠点駅。
左側の3・4番線に比べ、到着の2番線ホームが長い。
左側に停車中なのは09:53発の3935D快速ことぶき岡山駅行き。国鉄急行色のノスタルジー編成。津山線の列車に乗るならこのノスタルジーに乗りたいと思う。
津山駅。
駅前には武士の像と静態保存のC11 80。
箕作阮甫(みつくり・げんぽ)。東京大学の創立に関わった津山人とのこと。郷土の誇りを感じる像です。
C11 80。
1948(昭和23)年から25年間津山線で活躍し、お召列車、「サヨナラSL列車」を牽引した機関車です。野天ですが、きれいに整備されていました。
さて、駅に入館割引券があったのでそれを持って津山まなびの鉄道館に向かいます。