2月17日(金)。京浜急行電鉄大師線港町駅をあとにして向かったのは、同じく大師線の小島新田駅。
およそ名前に相応しくない周囲の現状ですが、名前の由来は江戸時代の「新田開発」にあるようです。
さてこの日のメインイベントは神奈川臨海鉄道での撮影。
私が使っているカメラメーカー主催で、同社のカメラを使用している方限定のイベントでした。
小島新田駅から神奈川臨海鉄道塩浜機関区に向かう途中の、ヤードを越える跨線橋からご挨拶の1枚。
今回、あまり事前調べをせずに来ており、まずこの架線のない広大なヤード(操車場)にびっくり。しかもそこをディーゼル機関車が走っている。まあディーゼル機関車が走るのは当たり前と言えば当たり前なのですが、この風景を見ただけで俄然やる気が出てきました。
ところで先にこの撮影会の実施について説明しますが、ここ神奈川臨海鉄道での撮影会は、一般の方対象の旅行会社主催の撮影会も開催されています。実はこの日の2週間前に開催されたばかりで、私は都合で参加が出来ませんでしたが、たまたま2週間後にカメラメーカー主催の撮影会があるのを知り、ここにやってきた次第です。
最近はこうした鉄道事業者と旅行会社などとの協働であったり、また鉄道事業者単独主催の撮影会が、結構な頻度で行われており、情報キャッチが忙しい時代であると実感しています。
ところで私が普段使っているカメラはこのメーカーの中級機。なのですがこの日は最上位機種の貸出があったので、撮影ではそれを主に使用しました。
そもそも今使っているカメラは
1)とにかく軽い。高齢者(私)にとって、カメラは1グラムでも軽い方がありがたい。
2)標準で10倍ズーム(28mm~300mm(35mm換算))。
3)手持ちでも頑張れば2~3秒程度の低速シャッターで、何枚かに1枚はブレていない写真が撮れる(私の場合。あくまでも感想)。
などがお気に入りです。
■上位機種のメリット
1)ファインダーが大きく、見易い。よってマニュアルフォーカスでのピント合わせが格段に楽。
2)手持ちハイレゾが凄い。一言で言えば高解像写真が撮れる機能で、メモリーは食いますが笑っちゃうほど画質が良いです。
3)今回装着されていたレンズですが、マニュアルフォーカス~オートフォーカスの切替が、フォーカスリングで出来る。これはとても便利に感じました。
※以前使っていた他社の製品では、スイッチで切り替えるようになっていましたが、今はどうなのでしょう?
4)またこのレンズですが、24mm~200mm(35mm換算)で、ワイド側が使いやすいと思いました。
■上位機種を使いこなすには努力も必要。
1)私のカメラと比べるとずっしりくる。もっともこれで重いと言ったら、一般世間では怒られそうです。
2)高機能すぎて私には使い切れない。もっともそれを使わなくとも快適に撮影は出来ますが…。
結局、オートで気軽に撮影出来るのが中位機種で、被写体と向き合って撮影するのが上位機種といったところでしょうか?
値段の差もあるので、これ以上触れませんが、どのメーカーのカメラでもやはり値段相応の機能と描写力であることを知った次第。
撮影会のスタート。まずは主力機であるDD603。検修庫にも1両、機関車が見えます。
それがDD501。
庫内から外に出して頂きました。この機関車、普段は石油メーカーの入れ替え専用のため、私たちの目に触れることはないそうです。今回はたまたま検査のためにこの機関区に入っており、こうして撮影出来ることとなりました。
半分陰で、半分陽の構図。