稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

SRT社会実験 連節バスが名古屋を走る(1)存在感あり!

今日、名古屋の街を連節バスが走りました。そして明日も走ります。

連節バス=二つの堅ろうな部分(客室)で構成され,関節継手で連結されているバス。日本工業規格(JIS)/JISD0101 自動車の種類に関する用語 1226 連節バス

参考…連接と連節の違い。連節はバス用語で連接は鉄道用語です。

連接車=隣接する車体間を,台車又は自在に動く継手によって結合した永久連結車両。 日本工業規格(JIS)/JISE4001 鉄道車両-用語 11150 連接車 

この運行は、名古屋市が導入を検討しているSRTの社会実験として実施されたもので、岐阜バスの連節バスが使用されました。
SRT=Smart Roadway Transit/スマート・ロードウェイ・トランジット/新たな路面公共交通システム。

SRTが何ぞやは「検索:名古屋市 srt」で分かり易い解説が出てきますので、そちらをご覧下さい。

夕方の16:35頃。栄発16:20の名駅行3便を、名古屋駅前の降りばで捕まえました。

正面から見てもこのバスの凄さは分からない。

2つの車体が繋がっているのが分かります。

「全長18m 追い越し注意!」と「全幅2.55m」は分かりますが、軸重はどれほどのものなのかは、今一つ私には分かりませんでした。因みに18mは地下鉄東山線の電車1両よりも3m長いです。

「社会実験中」のこのバスには、モニターとして体験乗車が出来たのですが、私が申し込んだ段階で、既に満席となっており、ささやかな「乗りたい」という願望は打ち砕かれました。

名古屋駅の降りばから体験乗車の集合場所への移動時、名古屋駅を入れ込んだ写真は最初から狙っていました。

撮影していて、SRTよりもモニュメント「飛翔」の解体作業に目が行ってしまったのは内緒です。

圧倒的な存在感の連節バス。さて名古屋の街を走るようになるのでしょうか?(続く)

(参考)

1991年、スイスで撮影した連節バス(写真はトロリーバス)。30年前も、そして今もヨーロッパでは多くの街で連節バスが走っています。

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