王寺町の久度地区(王寺駅の北側)と王寺地区(王寺駅の南側)をつなぐこの通路は、久度カルケット(レンガ積みの開渠)と言うのだそうです。なおカルケットと言うのは王寺町での呼び方とのこと。
駅の南北を結ぶ自由通路(1974年/昭和49年完成)が無かった時代には、この通路が南北を結ぶ生命線であったことは容易に察することが出来ますし、今も歩行者のみならず自転車や原動機付自転車がひっきりなしに行き交う重要な交通ルートです。
通路を抜けて右側を見れば、そこは近鉄生駒線王寺駅。
自動改札機の台数で駅の利用者数が多いのだろうと推察。左側に写っているケーキ屋さんは、地元では美味しいと評判だそうです。
ケーキ屋さんの前で左を見ればJR王寺駅の改札口。
何の変哲も無いホームと電車。ここのポイントはホームの石積みが何段にもなっていること。昔のホームはほぼ地表面であり、その後ステップのある客車、気動車の導入で嵩上げされ、最終的にステップの無い電車の乗降に対応した高さとなりました。その遷移自体は知っていたものの、それが視覚として分かり易い駅は意外と少ないそうです。福原さんの解説にここでも納得。
3月16日にUPした際に紹介した王寺町の水害。水害に対する注意喚起の案内があるとは思っていませんでした。
そしてこの後、リーベル王寺東館5階/王寺町地域交流センターでD51895号のナンバープレートの撮影に行ったのですが…。
達磨寺に因んだ「全国だるまさんがころんだ選手権大会」を王寺町で開催しているとは知りませんでした。
17:26のJR王寺駅構内。
王寺駅の南口ロータリーの動輪。調べてみましたがその由来は見つけられず。