仙台臨海鉄道仙台埠頭駅。
錆び付いている線路もあるものの、列車が通った形跡がある線路もある。
望遠で切り取ってみました。正面には三井アウトレットパーク 仙台港の観覧車「ポートフラワー」が見えています。なおかつ左隅にちょっとだけフェリー「きたかみ」の姿も。
左側を見ると貨車が停まっている。
何かを積んでいる。やはりこの駅は生きている?
積んでいたのは線路。とするとこの貨車は国鉄チキ7000形?に似ている。
どこかで作られた線路が、仙台港で陸揚げされている?
16:57頃。陸前山王駅に向かったSD55 103が戻ってきました・・・。
DDに牽引されているのはどう見てもJR東日本キヤE195系定尺レール輸送車です。
頭の中を疑問符???が駆け巡っていますが、まずはシャッターを押さねば。
さて家に戻ってから調べてみました。
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●2017年9月5日付け東日本旅客鉄道株式会社プレスリリース。
「東北地区へのレール輸送用新型気動車の投入について」
【参考】 レール輸送作業について
① 九州、山陽地区の製鉄所より、東京(越中島)または仙台(仙台港)のレールセンターへレールを船または貨物列車で輸送する。
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との記述があることから、ひょっとするとですが仙台埠頭駅の大量の線路があった場所、それが『仙台(仙台港)のレールセンター』ということでしょうか?
まあ憶測の域を出ませんが、かなり確率は高いと思っています。
そうするとこの風景は名古屋で言えば、JR貨物名古屋港(なごやみなと)駅隣接のJR東海/名古屋資材センターと言ったところでしょうか?
良いものを見せて頂きました。偶然というにはあまりにも奇跡的な出会い。運が良かっただけでは語り尽くせない、これを運命というのでしょうか?(大袈裟すぎと反省中)