トラムの走る町、コンヤ市(Konya)。
(都市の概要)
コンヤ市は,トルコ共和国コンヤ県の県都で,小アジア半島中央南部,コンヤ盆地内の,標高1,026メートルに位置する内陸都市です。人口は約74万人。道路交通の要衝であり,製粉,セメントなどの工業が発達しています。国営水利事業の進んだ周辺の農村では小麦,ヒマワリ,テンサイなどを生産しています。
都市としての歴史は古く,11世紀末以降ルーム・セルジューク朝の首都として栄え,メブラナ・ジェラルディン・ルーミーが始めたイスラム神秘主義旋舞教団の拠点でした。市内には,セルジューク時代に建てられたモスク,学校などの史跡やメブラナの聖廟,考古学博物館などが,また,近郊には人類最古の集落遺跡の一つとして著名なチャタル・ヒュユク遺跡(紀元前6,500年)があります。
京都市からのアクセスは,関西国際空港からイスタンブール国際空港まで約12時間,イスタンブール国際空港からコンヤ空港まで約1時間です。
(参照:京都市トップページ> 市政情報> 国際化・国際平和> 友好都市・世界歴史都市連盟> パートナーシティ> コンヤ市(トルコ共和国))
※データは2015年のものです。人口はもっと増えていると思われます。
コンヤで見学した「メブラーナ博物館(Mevlana Müzesi)」。
イスラム神秘主義(スーフィズム)の一つ「メヴレヴィー教団(Mevlevilik)」の総本山であった場所で、教団の創始者メヴラーナ・ジェラレッディン・ルーミーの霊廟とのこと。現在は博物館として公開されています。
メブラーナ博物館の入口には、モスクと同じく、体を清める場所があります。
モスクでは、靴を脱いで入るところもありますが、ここでは靴にカバーをして、そのまま入ります。
霊廟ですので棺が並んでいます。
一際大きく、素晴らしい装飾が施されているのが、教団の基礎を築いたジャラール・ウッディーン・ルーミーの棺。
もの凄い人出に圧倒されつつ見学中。
コーラン(クルアーン)。神が預言者ムハンマドに伝えた言葉を書いたイスラム教の聖典。
小さなものは旅行などの際に持ち歩いたものと聞きました。
細工の細かさにただただ見惚れる。
見上げれば万華鏡のような細工あり。
外に出れば、そこはトラムが走る旧市街。
この辺りは架線レス(架線がない)区間。路面電車の世界的なトレンドですね。
この界隈の先からは架線区間。
とりあえずトラムが目に入ればシャッターを押す。
メブラーナ博物館を背景に撮影できたので上々。
レストランのある通り。
何の料理か忘れてしまった。
これを取り分けて頂きました。
トルコ風ヨーグルトドリンク、アイラン(AYRAN)。割とさっぱり系。