「市バス・地下鉄101か所スタンプラリー」のシリーズですが、実際に廻ってみれば発見も多く、私にとっても当初の感覚よりも長い連載となっています。
もう暫くお付き合い下さい。
名港線名古屋港駅のある地上部分。道路の中央分離帯には操舵輪あり。港情緒を感じさせる良いデザインです。
かつてこの道路には路面電車が走っており、ただその路線、名古屋市電築港線の築地口~名古屋港間は1969(昭和44年)に廃止されており、私はその現役時代にここに来ることは無かったはず。
ただ同時期(同年同月)に廃止された下之一色線には乗車した記憶が残っており、半世紀以上前ではあるものの、私がまめに出来事の記録を付けていればと今更ながら思っていたりしています。
名古屋港駅の地上と地下を結ぶ階段。タイルがデザインされているのに、初めて気付きました。名古屋港駅に降り立ったときも、また乗るときも周囲の風景を如何に楽しんでいなかったかが分かります。折角ある素敵な風景ですから、もっと面白がっても良いでしょう。
さて11月8日の名港線スタンプラリーの始まりです。
日比野駅で撮り鉄。
金山駅から南に向かって、方面別にシールドトンネルが掘られており、ここ日比野駅が名港線の上下線の合流地点。
今回は安易なショットでお茶を濁しましたが、工夫次第で面白くなりそうな予感もしました。
そして知った日比野駅の構造。名古屋市営地下鉄で唯一のホームの構造。
何度も通っていたにも関わらず、地下鉄の駅の風景を見ることはまずありませんでした。かつては本を読んでいたり、今ならスマホの画面を見ていたり。
当初、87駅巡りは「楽しいのだろうか?」「こんなことでも無ければ行かないよね」と半ば疑心暗鬼でのスタートでしたが、折り返し地点を過ぎたこの頃には、スタンプラリーの私なりの楽しみ方を見つけられたこともあり、電車の待ち時間の過ごし方を会得していました。
改札階。柱にデッかい「西高蔵」の駅名標。開業当初からでは無く、明らかに後から付けたもの。
名古屋国際会議場・センチュリーホールに向かう人向けであろうことは容易に想像がつきましたが、何がきっかけだったのでしょう?気になります。
昨年、この西高蔵駅を利用し、名古屋国際会議場に出かけているのですが、全く気付いていませんでした。
その西高蔵駅。名古屋学院大学の最寄り駅。
こちらは日比野駅の駅名標。
名古屋学院大学前の表示あり。
日比野駅、西高蔵駅の丁度中間点辺りの立地なので、こうした案内となっていると思われますが、西高蔵駅の駅名標を見たその時、「あれっ?」と思い、直前に撮影した日比野駅の駅名標をチェック。「名古屋学院大学前」がちゃんとあって私の記憶は間違っていませんでした。