稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

小松駅近くで保存されている「クハ489-501 ボンネット型特急電車」。

JR、IRいしかわ鉄道小松駅から北に少し行ったところにある土居原ボンネット広場。

そこにはクハ489-501が静態保存展示されています。

その存在を私は知らなかったのですが、今回の「尾小屋鉱山イベントデー」の開催を私に教えてくれた鉄道カメラマンの神谷武志さんから、「小松駅に行ったら」ということでやはり教えてもらいました。

まずは一周。屋外展示に関わらず良く整備されています。

土休日は車内の見学が出来ます。

この車両は「クハ489-501 ボンネット型特急電車保存会」の手で保全されています。

また車内に入るのは無料ですが、運転席の見学を希望する場合は、維持・管理等のための募金として1人300円が必要です。

そして募金をするとこうした凝ったデザインの入場券が発行されます。

いざ運転席へ。

結構見晴らしが良い。

運転時刻表を見てみれば、左上にある「EC特急」というのも目をひきますが、なんと言っても再下方の長浜~米原間にある「交直セクション」の文字。時代を感じさせますが、「交直セクション」がここにあったことを知っているのはもはや我々昭和世代のみでしょう。

ところでこの時刻表ですが、臨時列車であることは間違いなく、福井駅を通過する一方、思いがけない駅で長時間停車しています。また時刻の記載の最後が長浜駅なのはこの駅で乗務員交代と言うことだったのでしょうか?ただ再下段にある「長浜 入換15分」の意味も気になります。謎多し。

これを撮った時は気づいていなかったのですが、家に戻ってからあれっ?となりました。

また行き機会があればその時に確認したいと思います。

今まで気にしたことがなかった運転席の後ろ側。扇風機があるのが意外でした。

この系列は当初から車内はエアコン完備だったのですが、運転席には冷房がなかったのでしょうか?これもまた改めて調べてみたいと思います。

皆さんもこの席に座り、クハ489の保存に協力しませんか。

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