この4月7日(金)から5月28日(日)まで、山形県天童市にある天童市美術館にて、地元天童市出身の写真家/米屋(よねや)こうじさんの写真展『鉄道憧憬』が開催されています。
※月曜日は休館です。
これはチラシの表面と、下が入場券。実は4月9日(日)に、早速見てきました。もっともこの写真展だけのためでは無く、「桜と鉄道」をテーマに、福島県伊達市、山形県山形市に撮影行に出掛けたついでではあります。
チラシの裏面。アジアで撮影した写真が目立ちますが、そもそも私が米屋さんと出会ったのはミャンマー。2016年11月のことで、それから何度か国内でお会いしています。
JR天童駅から歩いて15分のところに天童市美術館はあります。
さて写真展。
カラー・モノクロ合わせて約250点が展示されているという大きな会場ならでは規模となっています。
一人の写真家だけの、これだけの規模の写真展を見た経験は初めてです。とにかくまずはその量に圧倒されます。
今回の写真展で驚いた1つに、モノクロームの写真の多さ。その空気感というか表現の力は、改めて自分の撮っている写真の質を見直すに十分なインパクトがありました。
ところで彼の撮影した写真で私が凄いと思っている題材の一つに人物があります。ミャンマーでの経験なのですが、いつの間にか「今、そこにいる人たち」を笑顔にして写真を撮っているのです。
私自身、いつしか積極的にミャンマーの人たちとアイコンタクトを取って、「人」を撮影するようになっていました。
そうした写真の数々も是非、ご覧頂きたいと思っています。
これは彼からのメッセージ。
久しぶりに彼と一献交わしたくなりました。
(追申)
天童市美術館の屋上にはこうした彫刻が展示されています。
天童市出身の芸術家/豊田豊(とよたゆたか)さんの作品。米屋さんの写真展もそうですが、地元出身者との繋がりを大切にしていることに心温まります。