稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

南鉄復興ウォーキングツアー(4)第一白川橋梁の掛け替え。

安全帯使用。墜落制止用器具使用区域。安全には十分配慮されたツアーだとは分かっていても、少し緊張。

第一白川橋梁。1974(昭和49)年8月3日、かつての国高森線時代にここを通っています。その掛け替えられた橋を、今回は歩きます。

ところでこの姿を見た時、「あれっ?」と違和感を感じました。「掛け替え」だと聞いていたのに、1928(昭和3)年の姿のまま。答え合わせは後ほど。

橋の中程までやってきました。ここでは安全帯を使用しています。

ロングで見ても、少し寄ったサイズで見ても絶景は絶景です。

川からレール面までの高さは約60メートルだそうですが、南阿蘇鉄道には高所恐怖症の運転士さんもおられ、如何に絶景であっても、ここを通過するのが苦手とのこと。勿体ないですね。(もっともこの話しは、解説の方のジョークの可能性ありです)

もういつでも線路を敷けそうです。

さてこの橋、掛け替えです。南阿蘇鉄道の方の説明によれば、第一白川橋梁は南鉄の象徴であり、震災前の姿を出来る限り忠実に、最新の技術を駆使して再現することとしたそうです。ただ単に新しい橋を架けるよりは、費用は若干、割高になったそうですが、そうした選択をした価値はあるでしょう!というのが私の感想。

リベットを打ったように見えます。実はボルト締め。

これがそのボルト。参加者全員へのお土産にもなっていました。少々重いのが難点ですが、ちゃんと名古屋まで持ち帰りました。

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