13:57、新得駅発東鹿越駅行き代行バス。10数名が乗車しましたが、ほぼ鉄道ファンの方。
なおこのバスは新得駅~十勝サホロリゾート間で無料送迎バスも兼ねており、実際に十勝サホロリゾートで下車された方もおられました。
鉄道の旧狩勝峠よりも更に標高の高い所を越える国道38号。絶景に見とれる。篠ノ井線姨捨、肥薩線矢岳越えと共に日本の鉄道三大絶景と称された風景は、今は鉄道からは見えません。利便性と快適さが優先されたことは、実際にここを通れば、それは得心が行きます。そしてこの絶景を生かす道は無かったかと問うことはあまりに意味が無いことを悟ります。
落合駅が見えてきました。
2011年7月12日の落合駅。根室本線滝川駅~釧路駅を結ぶ日本最長距離を走る普通列車、2429Dの旅を楽しんでいました。
ここ落合駅は北海道でも有数の豪雪地帯とのことで、ホーム上には積雪量が分かる装置が設置されており、その時はピンとこなかったものの今なら納得ですね。
14:45、落合駅では1人下車。駅前はきれいに除雪済み。
南富良野町役場のある幾寅の町。鉄道に乗っていた時は気付かなかった「生活」をバスの中から感じ取っていました。またこの前に通過した落合の集落には郵便局もあり、単にJRの利用者が少ないからと言って、生活している人が少ないかどうかは一概には語れないことを改めて知る。
14:56、幾寅駅。数名の乗降あり。地元の方っぽい。
映画「ぽっぽや」で使用されたキハ40形の前頭部は今も健在です。
「幌舞駅」は健在。でも鉄道が廃止されたらどうなるのだろう?
廃線跡にしか見えない根室本線。
それでも木立の切れ目はここに鉄道があると主張している。
15:04、東鹿越駅。