東急の「電車とバスの博物館」の次は、新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」へ向かいます。
目的は芝浦工業大学附属中学高等学校で公開が始まった元鉄道院403号蒸気機関車の見学。403号蒸気機関車は1886(明治19)年に製造され、今年、西武鉄道から芝浦工業大学附属中学高等学校に寄贈されたものです。なお新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」は芝浦工業大学附属中学高等学校の最寄り駅です。
新交通ゆりかもめとの乗換駅である有楽町線豊洲駅。2・3番線が埋められていてビックリ仰天。ホームドアは残されたままの不思議な光景。思わず写真を撮ってしまったほど。
ゆりかもめに乗換え。
新豊洲駅から市場前駅方面を狙ってみました。
まあ記録写真と言うことで。
元鉄道院403号蒸気機関車が保存されているのは、こんな位置関係の場所。“敷地内”とあったので、てっきり学校の塀の中かと思っていたら敷地内ではあるものの、実際には近隣の公園の一角という感じでした。
機関車の展示土台は高輪築堤のオブジェ。オブジェと言っても、1872(明治5)年の日本最初の鉄道開業の際に、海上に線路を敷設するために造られた高輪築堤が発掘された時に見つかった築石を使用しており、この機関車と同世代の遺構がこうして活かされているのは縁だと思います。
私はタイミングが合いませんでしたが、毎日12時および17時に明治村の蒸気機関車で録音した汽笛がなります。機会があれば聞いてみたいですね。
また運転台は、平日(月曜~土曜/学校休み時は休み)の9時~17時でこうして見ることができます。