3月26日(日)の「鹿島鉄道保存車輌見学と廃線巡りの旅」。午後一番は鹿島鉄道記念館。
この鹿島鉄道記念館は個人所有の施設で、またこの施設の運営をサポートしているのが鹿島鉄道保存会です。記念館そのものは整備されているのですが、記念館のオーナーは現役で仕事をされておられる方で、本業があってこその記念館ですので、なかなかこの施設を公開するメドが立たないとお聞きしています。
今回は上手く調整がついたのと、鹿島鉄道保存会の力もあって、私たちが中に入ることが出来たのですが、『日本で一番見学するのが難しい「資料館」』という代名詞はあながち誇張でもないと感じました。
それもあって
1)施設のある場所の紹介はやめて欲しい
2)施設の外観の撮影はご遠慮願いたい
3)一部所蔵品の撮影に条件があることにご理解いただきたい
などの条件の下で、見学し、そしてこのブログを書いています。
「見られないなら紹介しないで」とかの声も聞こえてきそうですが、鹿島鉄道を愛し、その歴史を(一元的に)保存されている方達の熱量は是非、紹介したいと思いました。そして、もしもここの公開情報が出たら、是非足を運んでいただきたいとの願いを込め、こうして書いています。ご理解いただきますようお願いいたします。
記念館の保存車両は3両。その内の右側がキハ714。左側がKRー501。
KR-501の車内。
思い出の品の数々。
こうしたものが残されているとは思いませんでした。
それにしてもよくぞ集めたものだと感心しきり。しかもこれらが一箇所にあるというのは素晴らしいこと。
正直、今回のツアーに参加するまで、鹿島鉄道の廃止までの地元の動きを全く知りませんでした。
そしてここまでの活動があったことに感動しています。
今回は1時間半ほどの見学時間でした。当初、ちょっと長いかな?と思ったことを反省したのは、入って直ぐのこと。一つ一つのものへの想いを聞いていれば、時間はあっという間に過ぎていきます。そして見るべきものが本当に多い。
見学の最後に抽選会があり、私は右側のDVDが当りました。
また左下の見学日の日付入りの絵葉書は参加者全員へのお土産で、これも良い思い出になりました。
オーナーさん、鹿島鉄道保存会の皆さん、お世話になりました。そしてありがとうございました。