2024年6月29日(土)、JR松江駅。
手元の乗車記録によれば、1976(昭和51)年8月28日以来。当然のことながら記憶にありません。
真新しいやくも号の乗車位置案内。
松江駅15:08発、特急「やくも22号」岡山駅行き。4月6日にデビューしたばかりの電車がその姿を現しました。
正直言って、始発の出雲市駅から乗ろうとは思わなかったかと言えば、やはり迷いました。折角の273系新型「やくも」です。
それでも今回、松江駅からでも「やくも」に2時間37分乗車出来るので、ばたでん(一畑電車)に乗る経験もして欲しいと思い、この選択をしました。
予約したのはこのセミコンパートメント。273系「やくも」に3人で乗るならばこの一択。
今回の273系特急「やくも22号」の特急券・指定券。
4人用セミコンパートメント(3~4名で予約可能)の席です。「やくも(セ4)22号」と印字してあるのがこれまで見たことがない表記です。
参考までにe5489(JR西日本ネット予約画面でも「特急やくも(セ4)**号」の表示が出ます。これは私が確認しました。
また私たち3名の特急券と指定券が別に発行されていますが、こういうパターンも珍しいですね。
ところで2人用セミコンパートメントはどうなっているかですが、こちらはごく一般的な表記で、例えばですが同じ列車であれば「やくも22号 1号車 14番」となります。
※e5489(JR西日本ネット予約画面における2人用セミコンパートメント=他の普通車、グリーン車と同じ画面から選ぶようになっています。
鉄友君は早速シートをフラットにしてしたり顔。どうやらネットでこのシートの設定方法を勉強してきたらしい。
店開きをして、ゲーム中。
背景にDD51 1186を置いてみました。
久しぶりのDD51との出会い。
足立駅で下りのやくも17号と交換。
鉄友君は爆睡。フルフラットの一番の利点かも知れません。
余談ですが、セミコンパートメント席の間にも荷物置き場があり、家族連れでの旅行にはお勧めの席です。普通車の指定席料金だけで利用でき、特別な追加料金は必要ありません。
ところで肝心の乗り心地ですが、売りとなっている「車上型の制御付自然振り子方式」は本当に優れものです。
私は意識してこの電車に乗っていたので、その傾斜具合は感じられたのですが、私の家族2名は、多分、気付いていないと思います。
それほど滑らかな動きであり、これまでの381系とは、もちろん開発された時代も異なりますが、時代の進歩はここまで居住性を変えるのかと驚きました。
17:47、岡山駅着。
私たちのプライベートスペースともお別れです。
ところで、二人はここ岡山駅から新幹線で東京へ直帰。(私は岡山で1泊)
東京駅を6月28日(金)21:50に島根県出雲市に向けて出発。
翌29日(土)、出雲大社前駅に10:48到着、出雲大社参拝後、13:20発の電鉄出雲市駅行きに乗車。
そこからは帰路。東京駅に21:33着(のぞみ50号 岡山駅発18:20)
まあ鉄ちゃんあるあると言えばそうなのですが、普通の感覚ではなかなか理解されないかも知れません。
でも本人(私もですが)はサンライズ出雲に乗って出雲大社に参拝し、273系新型「やくも」にも乗れてご満悦。
次はどこに行こうかな。