今日は三岐鉄道北勢線のあれこれを紹介。
これは三重交通色の電車の扇風機。北勢線の電車は非冷房車(編成の一部もしくは1編成の全車両)もあり、そこには現役と思われる扇風機がその存在を主張しています。ここでの注目は扇風機の右下にある近畿日本鉄道の社章。北勢線が近鉄から三岐鉄道となったのは2003(平成15)年のこと。思わず見入ってしまいこうして写真も撮りましたが、車内の乗客から私の姿はどう見えたのか心配です。
と書いていて、「そうかっ、三岐鉄道北勢線になってもう20年も経ったのだ」と感慨深いものがありました。
大泉駅からの帰路に乗車したこの電車。ヘッドマークは三岐鉄道北勢線20年記念のものです。
ということがことの本質では無く、次の写真をご覧下さい。
一見、冷房装置のように見えますが、これは送風機です。この日は気温が高く、乗り合わせた若い乗客がこの送風機が動いているのを見て、わざわざその下に席を移動していましたが、冷房ではないので爽やかにはなったでしょうが、身体は冷やせなかったでしょう。
※車体の外に「非冷房車」のステッカーが貼ってあります。(冷房車には表示なし)
解説をしないと理解不能と思われる写真。ホームから西桑名駅方面を臨んでいます。
そのホームを挟んだ両方の線に「出発信号機」があります。それ自体はままあるのです。
こちらは阿下喜駅方面。左側の線路(1号線)にのみ出発信号機があります。
一般的に駅の上下線を分けずに運用する場合、出発信号機はそのどちらの線にも設置されているという感覚でしたが、どうやらそれは私の単なる思い込みだったようです。
201。車両の変遷の歴史に詳しくないので、ざっとの感想ですが、5月4日にアップした三重交通色の先頭車の車番は202。201がそもそもそれと同じ形式とすれば、201は運転台を撤去し、更に貫通扉を設置したと言うことになります。
運転台の痕跡がこの横顔から分かるのですが、何を今更なことをここ東員駅での交換時に思わず見入ってしまいました。
東員駅~大泉駅にある車庫。盆栽のようにきれいにカットされた枝振りでこうして並木になっているのが面白いと思ったのですが、植木職人さんばりの技術を持った方が。三岐鉄道におられるのでしょうか?