スペインの高速鉄道 AVE。
AVE="Alta Velocidad Española"=スペインの高速
ave=鳥
という2重の意味があります。
列車の先頭部分。
renfe=スペイン国鉄(スペイン政府の100%出資のため)と呼ばれていますが、スペインの鉄道は上下分離が行われているため、実際には列車の運行を行う会社です。
その高速列車がAVEで、Vの字の所に鳥が飛んでいるのは先の所に書いたようにave=鳥だからです。
さて6月10日(土)の朝。本物の生ハム。迫力のある朝食会場。
今回のツアーで宿泊したホテルの朝食は大体こんな感じ。ハムだけではなく、焼きトマトとソーセージも本当に美味しいと毎朝、思っていました。
マドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅(Estación de Madrid-Puerta de Atocha)。
アトーチャ駅は高速鉄道と在来線の駅が併設されており、因みに在来線の駅名はマドリード・アトーチャ・セルカニアス駅(Estación de Madrid-Atocha Cercanías)となっています。
ただ今回、私が駅構内探検で見たのは高速鉄道のマドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅だけです。
ところでこの日、乗車予定だったのは10:10発のAVE2100。コルドバ( Córdoba)経由のセビリア(Sevilla)行き。私たちがこの駅に着いたのは08:45頃。
時間に余裕があるのはツアーだからですが、もう一つ理由があることに後で気付くこととなりました。
それはさておきとりあえず駅構内で一旦解散。
Trenにあるのが列車の運行会社。
iryoはイタリア系の会社、ouigoはフランス系とのこと。
Viaにある発車番線は、日本と異なり、発車時間が近づかないと表示されません。(同じ列車でも、毎日変わる)
植物園風の待合スペースはこの駅の自慢だそうです。ここはかつてのプラットホームがあったところ。
駅の外から見るとこんな感じ。
1892年に落成した2代目駅舎とのことで、この建物の向こう側に現在のマドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅があるという位置関係。
高速鉄道の待合スペースから見た旧駅舎。
日本の新幹線では見かけないもの。それは荷物の検査装置。