2023年1月25日。宗谷本線のラッセル車の撮影初日。
そうなんです。今回は万全を期して1月の来道。なおかつ2日間の撮影を組んできました。ただこの頃、北海道は深刻な雪害のため、JRの列車は運休も多く、宗谷本線の名寄～稚内間でも全列車が運休。その中で唯一運転されたのが、鉄路を守る排雪列車でした。
宗谷本線のラッセル車に撮り鉄さんたちが集まる理由、それは日中に稚内から名寄に向けて走ること。南下する列車は晴れると順光の中をひた走ることになります。
で、この日のスタートは幌延駅のすぐ南の場所。
見た目では、どこに線路があるのかを確認できないほど。
瞬間の晴れ間の中を走るラッセル車。
3年目にしてやっと思うような一枚が撮れました。
この日の2箇所目。降る雪の向こうにうっすらと前照灯が見えてきました。
多くの人を魅了してやまない働く車両。
2両目のDDがこれほど雪をかぶっているとは思っていませんでした。
どこで待ち構えていても、雪が本降りになると場所がどこでも似通った感じの写真になってきそうです。
雪が収まった瞬間の出来事。先頭の車両しか見えません。
宗谷本線のラッセル車撮影の場所はそれほど多くは無いということで、この写真の撮影地も定番中の定番。でも定番だけあり、自分の思い描くラッセル車を写すことが出来ました。
因みにラッセル車が通過すると、そこには見事に鉄路が現れます。
ところで今回の撮影行はガイドさんの案内です。雪道に不慣れなので、さすがにレンタカーを自分で運転することは鼻から選択肢に入っていません。合わせて撮影地の引き出しを多く持っておられ、そもそも各撮影地での列車通過時刻も熟知しておられるとこから、私たちは安心して撮影に集中できます。費用は掛かりますが安全第一。これが私の選択です。