稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

『「三岐鉄道」満喫ツアー』(3)車掌体験。

このツアーの目玉、車掌体験。扉の開閉。

両開きドアが開き、閉鎖空間が外と繋がる瞬間は、正に「快感」。

扉を閉める。良い体験をさせてもらいました。

左にあるのは、今回の車掌体験の手順一覧。下半分が「車掌スイッチ」の操作による扉の開閉で、上半分が車内放送の手順。

①マイクの横にあるボタンを押しながら話します。

②大きな声でハッキリ・ゆっくり話しましょう。

③「まもなく、終点。近鉄富田(きんてつとみだ)、近鉄富田です」

 「近鉄線はお乗りかえです。お忘れ物に御注意ください」

以上、手順表の通りに私もアナウンス。アナウンスの内容を自分で考えなければならなかったこれまでの車掌体験とは異なり、一番リラックス出来た気がしています。

もっともこれをアレンジしたり、まったく違う内容でもOKです。私も…。

(追記)

「近鉄富田」は「きんてつとみだ」と読みます。人名で「富田」さんは「とみた」さんとにごらない「た」で呼ぶことが多いと思いますが、ここ三重県四日市市の地名は「とみだ」です。

こどもの頃から慣れ親しんでいる地名ですので、私は「とみだ」と読んでいますが、難読ではないものの正解率は低いかも知れません。

車掌体験を終えて車両区内見学。鉄道事業者にとっては日常でも、私たちにとっては非日常の美しい世界。

続いてED459の見学。

電気機関車の運転台。乗りこんでビックリ。運転台は何と進行方向右側。てっきり左側と思い込んでいました。

右側運転台を実感する風景。

左側から記念写真を撮って頂いたのは初めての体験。この運転台を体験するだけでもツアーへの参加の価値ありです。

思い出作りは、機関車の中でも。そして外でも。

サービス精神旺盛というか、車掌体験以外の車両区見学の時間を楽しんでもらおうという三岐鉄道の工夫というか、面白かったのが連結器の操作。

まずは、連結可能状態。

カバが大きな口を開けた後、それを閉じた光景をつい思い出してしまいました。

こんな感じ。

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