一昨日(10月26日)、多治見に向かうため久しぶりにJR東海315系に乗りました。
千種駅から多治見駅までは快速電車で約30分。僅かと言えば僅かですが、私にとっては最長記録となりました。何か所用が無ければ中央本線に乗りませんし、乗るにしても特急しなの号の場合が殆どで、そういう意味でも数少ないチャンスをものにした気分です。
座席。一人ずつの居場所がしっかり決まります。そして背面は身体を包み込みようになっており、正面を向いて座るには安定した体勢となります。ただ空いている時間帯で、横を向いて景色を見ようとするとやや不安定な座り方となり、決して楽ではありません。それならば211系のロングシートが良いかと言えば、そもそも315系の座席は正面を向いて座るものですので、比較対象の範疇外ですね。
一方、優先席。この床面の塗り分けは分かり易くて良いと思います。座席の色と統一されており、それも私にとっては高評価。握り棒も同色のプラスティック(?)の筒状のものでくるまれており、このスペースの統一感を醸し出しています。
このエリアに足を踏み入れるというだけで、若干のプレッシャーを感じる。とまでにはならないでしょうが、このエリアを必要とする方にはプラスでしょう。ただ優先席を必要とする方をこのエリアに押し込み、それ以外の席で譲り合うことが無くなることがなければ良いのだがと、余計なことも考えてしまいました。
この顔も大分見慣れてきました。
下車した多治見駅。
「笠原鉄道の轍(わだち)」展を見た後で、しばし探索。
夏場の暑い日のニュースですっかりお馴染みの温度計。じっくりと言ってもほんの数秒ですが、見たのは初めて。何せ多治見駅の改札の外に出たのがいつ以来かが思い出せないほど。
私が出来る限りアップしている駅前芸術。
(傾いた写真で申し訳ありません。太陽の加減などいろいろあって…。)
1970(昭和45)年2月11日からこの地にいるブロンズ像。
「陶都多治見」
多治見ライオンクラブ10周年を記念しての寄贈。
彫塑:恵藤健一
題字:加藤鐐一(多治見市長)
陶額:加藤卓男
手に持っているのは水瓶(すいびょう)でしょうか?
陶器の町らしく、作品が並んでいます。
不思議なデザインのオブジェ。
「立ち上がる像」作:加藤智也(かとうともなり)
気になって撮影しました。
多治見駅の改札を入った正面にいたロボット。
駅はただ駅として通過していくのは勿体ない。そんな駅のコレクションがまた一つ増えました。