稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

ゴールデンウィークは半世紀ぶりの尾小屋鉄道(8)かつての尾小屋駅は今。

5月4日(土)、折角の機会なので、かつての尾小屋鉄道尾小屋駅を訪ねることにしました。

ポッポ汽車展示館から尾小屋駅までは1キロ弱、徒歩で片道15分程度と聞いていたのですが、尾小屋の集落があった場所を抜ける道もあり、そこを歩くことにしました。

「尾小屋鉱山イベントデー」の日には、特定非営利活動法人「カラミの街保存会」による町めぐりイベント「カラミの街見学会」もあるのですが、私はそれには参加しなかったものの、頂いた案内の地図を頼りに、自分の足で歩いてみればなるほど産業遺産巡りなのだと感じました。

この街の詳細については「カラミの街保存会」で検索をお願いします。その価値がわかります。

で、そんなんやかやで、15分で着くはずの尾小屋駅が遠い!

やっと見えてきた尾小屋駅のあった場所。

この広場のような場所に駅がありました。

と訳知り側で書いていますが、実際には「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の方に現状を聞いてから向かったので、それがわかった次第。

さて手前の緑がうっそうをしているところには小さな川が流れており、尾小屋鉄道の現役時代にはそこに橋がかけられ、その先に駅がありました。

左側に軽自動車が停まっていますが、前の写真を撮影したのがその場所。

尾小屋駅のほぼ全景。(5月9日更新記事で使用した写真を再掲)

奥にあった車庫。(5月9日更新記事で使用した写真を再掲)

奥の車庫から駅方向を臨む。

この場所は、今は立ち入れないので、この写真で左の車両群の上の小高いところから私は見下ろしました。

さてこの尾小屋駅の跡の奥の方に、線路が残されていました。

かつて転車台があったところがそのままになっているとは聞いていましたが、まさか目視できるとは思っていませんでした。

宝探しをしているトレジャーハンターになった気分。

こうして私の小さな冒険は終了。

最後に保存されている蒸気機関車。

きちんと保存されています。

こうして私の4時間(10時半に到着、14時半に出発)の尾小屋鉱山と尾小屋鉄道再訪の旅は終わりました。

最後に、現地でお会いした尾小屋鉱山資料館、特定非営利活動法人「カラミの街保存会」、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

カテゴリー

アーカイブ