今日は明日から、名古屋都市センター まちづくり広場(金山南ビル11階)で開催します『名古屋レール・アーカイブス 設立20年周年記念資料「地図で辿る名古屋の歴史~広がる市域、整備される公共交通~」』の設営を行いました。
特定非営利活動法人名古屋レール・アーカイブスは、2007(平成19)年1月の設立。その法人化以前、弊会は任意団体として2005年8月7日に設立されており、今年はその20年の節目の年。今回、そのタイミングで記念資料展を開催することにし、選んだテーマは「地図」です。
名古屋市が今の中区の広さから周辺市町村を合併して徐々に広がり、そして現在の16区となっていく歴史を、1878(明治11)年から1967(昭和42)年まで、地図を楽しく見るためのポイント紹介と共に会員所蔵の23枚の地図で辿ります。田畑であったり、海であったりした場所が「街」となり、鉄道やバスといった公共交通が生まれ、道路網が整備されていく姿をご覧頂ければと思います。 また会期中、2度の記念講演会を開催します。
(概要)
名 称 :名古屋レール・アーカイブス 設立20周年記念資料展
「地図で辿る名古屋の歴史~広がる市域、整備される公共交通~」
主 催 :特定非営利活動法人 名古屋レール・アーカイブス
期 間 :2025(令和7)年9月17日(水)~10月13日(月)
開館時間:10:00~18:00(土・日・祝は10:00~17:00)
休館日:月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)※最終日の10/13(月・祝)は開館します
会 場 :名古屋都市センター まちづくり広場(金山南ビル11階)
交 通 : JR・名鉄・地下鉄「金山」駅南口すぐ
記念講演会の1)
「名古屋の鉄道の歴史に迫る」 9月21日(日)13:30~
は、不肖・私が担当です。
記念講演会の2)
「金山総合駅と都市計画」 10月5日(日)13:30~
は、アルファベータブックスから出版されています「ヒギンズさんが撮った…」シリーズで解説を書いている安藤功さんの担当。
※参考までに「ヒギンズさんが撮った…」シリーズのラインナップ
*北海道の私鉄
*静岡県の私鉄
*甲信越・伊豆の私鉄
*関東地方の私鉄(群馬・埼玉・東京・神奈川)
*関東地方の私鉄(千葉・茨城・栃木)
*近畿地方の鉄道(上巻)
*近畿地方の鉄道(上巻)
*北陸地方の私鉄
*近畿日本鉄道(上巻)
*近畿日本鉄道(下巻)
*南海鉄道
*東武鉄道
*京浜急行・京成・新京成
*東京急行電鉄
*小田急・箱根登山・相模
*京王帝都
*西武
●最後の写真は、明治19年発行の地図で、スキャンするには大きすぎてそれは断念し、現物での展示をすることにしました。
また地図がこうして掛け軸として扱われていた時代があることを知って頂く意味合いもあります。