ふるさと文化センターでたまたま見つけた(過去の写真ではなく、近年撮影の)「軌道跡 工場下鉄橋」というタイトルの写真。
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今回の旅のきっかけになったSさんから、「Googleマップで出てこない線路跡があるよ」と聞いており、「場所が分からなかったら連絡ください」と言われていました。ということはこの「軌道跡 工場下鉄橋」が謎の線路跡と言うことで私的には決定。
ヒントとなる「工場下」の「工場」は、今もある製糖工場であると結論付け。ではその「下」とは?
工場のすぐ東側に沖縄電力の営業所があり、その北側に…。
水路があるのを発見。
「軌道跡 工場下鉄橋」と同じ鉄橋を発見。残っているものですね。
※南大東島の観光ガイドマップに載っていない線路跡について、実はふるさと文化センターの担当者さんからもヒントはもらっていました。ただ4か所の線路跡ほどはメジャーでは無さそうです。
ところで線路跡に限らず、東大東島にはシュガートレイン全盛期に使用されていた石造りの建物が今も現役で活躍しています。
これらの石は、この絶海の孤島に外部から持ってきたものではなく(持ってこれるはずもなく)、もともと島にあった(珊瑚由来の)石灰岩だそうです。
右奥の建物はシュガートレインの機関庫だったと聞いています。
ところで昨日「フロンティアロード」は「西線」だったと書きましたが、その西線の目的地は「西港」。
写真は現在の西港ですが、シュガートレインがどこを走っていたかを特定するには困難な感じ。
この写真は西港の近くから南の方向を写したもの。フロンティアロードは、左の木が生い茂っているところを通っており、この岩場のあたりを走っていたとは考えられません。
これはフロンティアロードの北端と思われる場所。西港の近くです。
シュガートレインの路線図では、このあたりで、恐らくは「港」に下っていったであろう線路も描かれているので、クレーンのある場所あたりにも線路があったのかも知れません。あくまでも推測であり、事実ではありません。謎解きゲームで、私の頭に浮かんだ答だと思ってください。