4月9日の撮影の目的地は山形市の霞城公園(かじょうこうえん)。
福島駅からは1173M09:34発の白石駅行きに乗車。701系の2両編成。私にとっての東北本線普通列車は電気機関車が牽く客車列車。遠い昔の夢ものがたり。
途中、白石駅着が10:08で、437M10:17発の仙台駅行きに乗継ぎ。
10時半過ぎ。ここは東北本線きっての桜の名所である船岡駅近くの「白石川堤 一目千本桜」。前日お会いした知人から、「船岡の桜は終わっているよ」とは聞いていたものの、自分の目で見てここ船岡駅での下車は諦め、次の目的地である山形市の霞城公園に直行することとしました。
当初の予定通りならばここで午前中撮影し、それから山形に向かうはずでした。そのため買っていた乗車券は「名古屋~東京~福島~仙台~山形」で、福島から山形新幹線で山形に向かうルートにはなっておらず、それもあって「桜の季節が終わっていることをちゃんと確認し、納得して山形に向かう」ことにしたのです。
もっともここで桜を撮るならば、この時乗っていた電車ではなく、少なくとも1時間前には船岡駅で下車予定でした。
仙台駅着は11:04。そして仙山線の山形駅行きは11:07発。「賭け」でしたがその賭けに勝つことが出来、無事3831M快速電車に乗ることが出来ました。多分ラッシュ時だったら無理だった。
作並駅は11:45着の11:46発。
余談ですが、私は今から半世紀ほど前にもこの仙山線に乗っているのですが、その時はここ作並駅で下車し、こけし職人さんのお店でこけしを購入しています。
ところでこの駅で絶対に見たいと思っていたのが「交流電化発祥地」の碑。こうして無事カメラに収めることが出来ました。
日本の鉄道の交流電化が始まったことを記すモニュメントにも関わらず、こんなに小さいのが驚きです。
11:52頃。作並駅から山形駅方面に1駅、奥新川駅(おくにっかわ駅)では桜と雪の競演。この日、如何に寒かったかが分かって頂けたでしょうか?
それにしても、滅多に見られない光景ですね。
山寺駅到着は12:08。
山寺からは仙山線が撮影出来ると聞いていますが、そこに辿り着くのは軽い「登山並み」だそうで、さすがに膝の調子が今一つの私では諦めです。
JR東日本のENR-1000(投排雪保守用車)。登場してから暫く経ちますが、私にとっては今回が初見。(山寺駅にて)
山形盆地を快調に飛ばす快速電車。少し離れた所に桜並木あり。日本の春。
山形駅には12:26着。当初の予定より2時間ほど早い到着。