尾小屋鉱山資料館。
尾小屋鉱山の歴史、規模などがわかる資料が展示されています。
尾小屋鉱山で採掘されていた鉱石、黄銅鉱。これが一番多く採掘されていたそうです。
鉱山の町、尾小屋。
尾小屋鉱山のジオラマ。
「尾小屋鉄道」の標識がある場所がかつての尾小屋鉄道尾小屋駅。
そこから谷筋に町が広がり、その先に鉱山があったのが見てとれます。一番奥に「資料館(現在地)」の標識がありますが、かつての尾小屋鉄道の車両が保存されている「ポッポ汽車展示館」は旧尾小屋駅に開設された施設ではなく、新たに保存のための施設として作られたことがわかります。
また「尾小屋鉄道」の標識と「資料館(現在地)」とを結ぶロープウェイのようなワイヤーが見えますが、これは「鉱山」と「駅」との間を、これで鉱石を運んだ時代があったことを伝えるためのものだそうで、実際には、トロッコで運んだり、後にはトラックで運んだ時代もあるそうで、ロープウェイを使った時代はそれほど長くはなかったと聞きました。
これで大体の感じをつかんでいただけるでしょうか?
こちらは新小松駅のジオラマ。
昭和の時代をノスタルジーを感じさせつつ、リアルに再現しています。
建物、電話ボックス、車。私の頭の中の記憶の走馬灯が軽快な音楽とともにぐるぐると回り始めました。
ところでここ尾小屋鉱山資料館の展示の内、こうしたジオラマはその一部。鉱山への興味が薄い方でも、何せ普段見聞きしない世界が広がっており、十分に楽しめるかと思います。
なお私はこうした資料館の見学は好きで、今回も結構時間をかけて見ています。