稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

名古屋市交通局/市営交通のあゆみ 番外編「駅や停留所にあったアレコレ」が公開されました。

名古屋市の市営交通は今年100周年を迎えました。

名古屋市交通局では「名古屋市営交通100年祭」のウェブサイトを公開し、この100年の歴史を伝えています。

https://100th.kotsu.city.nagoya.jp/

その中の、

トップページ >名古屋市営交通のあゆみ >市営交通のあゆみ番外編

をNPO法人名古屋レール・アーカイブス会員の不肖私が書かせて頂いており、

そして最終回、

『駅や停留所にあったアレコレ』が公開されました。

https://100th.kotsu.city.nagoya.jp/history/column/detail05/

毎度の事ですが、原稿を作成すると交通局の担当者の方と数度のやりとりがあります。

内容をより分かり易くするための表現の手直しや、時に深掘りしすぎて読者がついてこれないといった指摘もありました。

一方、私の書いた原稿で、交通局の手持ち資料で「裏取り」が出来ず、出典の提示を依頼されたこともありました。

交通局としては、公式サイトなので内容のミスであってはいけませんし、また何かの時の問い合わせへの対応の必要性もあったかと思います。

もっとも鉄道事業者さんの所蔵資料は、一般の方が思っているほど揃っている訳ではありません。これは名古屋市交通局に限らず、どこの鉄道事業者さんもというか、どんな企業(法人、団体)でも同じかと思います。

さて執筆が終わった今、こうしたやりとりがな無くったことにホッとしている反面、一抹の寂しさを隠しきれない自分がいたりします。

さあ、気分を変えて次に向かいましょう。

ところで今シリーズで私が参考にさせて頂いた資料に、鉄道・バスの趣味者の研究成果があります。鉄道事業者さんのウェブサイト、社史よりも時に細かく、更に奥深いものも多く、“交通局の歴史”を紐解く際の貴重な存在でした。

例えばそれは名古屋の地下鉄・市バスファンサイト「まるはち交通センター」のウェブサイトです。感謝しております。

さて今日の最後は、「アレコレ」に入れようかと候補にしたものの最終的に見合わせた“ネタ”です。

敬老パスがICカード化された時にあった注意書き。2016年の撮影です。

可動式ホーム柵の工事中の模様。鶴舞線を除く全駅での設置が終わったので、現在は見られない光景です。この写真は2010年の撮影で、桜通線高岳駅です。

趣旨が違うかなと思って入れなかった「ナゴヤドーム前矢田駅」の自動券売機コーナー。かつては当然の事ながら右端までずらりと並んでいました。

滅多に行かない場所なので気付いていなかったのですが、いつの間にかこんな風になっており、ICカード時代を実感した瞬間でした。(2021年の撮影)

これはあまりに私的な八事日赤駅にあった「中京テレビ前」。今、無いのは当然なのですが、どうなっているのでしょうか?

ということでいつもながらですが、よろしければご覧下さい。

最後にこうした機会を与えて頂いた名古屋市交通局の皆さまとその関係者の皆さま、そして調査などで支えてくれたNPO法人名古屋レール・アーカイブスの皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました。

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