稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

柵原ふれあい鉱山公園(3)吉ヶ原駅。

片上鉄道吉ヶ原駅。

凝ったデザインに驚かされます。

で、柵原ふれあい鉱山公園の見学の前に腹ごしらえ。

オリジナルの掛け紙つきバス弁当。

ホッと一息の優しい味。ごちそうさまでした。

参考までにはし袋もオリジナル。

お茶もオリジナルのステッカーが貼ってありました。

ところでこのバス弁当ですが、本来ならば昼食時にここ吉ヶ原に到着するレトロリレーバスの乗客には、近くにある「たまごかけごはんの店 らん」を案内するのですが、現在そのお店が臨時休業中のため、関係者の尽力でこれが販売されています。

たまごかけご飯のお店は、メディアの取材も数多く、一度行ってみたいとは思っていましたが、何せ吉ヶ原駅周辺の徒歩圏内に飲食店はなく、その救済を含めこのバス弁当は本当に助かりましたし、また今回の訪問の楽しみの一つにもなっていました。

※柵原ふれあい鉱山公園にはゴミ箱がありません。

 お弁当を食べたあとのゴミは、帰路(津山まなびの鉄道館行き)のレトロリレーバスにて回収して頂きました。

吉ヶ原駅構内。

昭和の時代のまま、時計が止まっています。

同じ場所での振り返り。踏切番小屋あり。貨物列車の入換もあったでしょうから、この存在は当時としては必須でしたが、ここに人がいて線路を渡る人や車両の通行を見張っていたことを後世に伝える必要性があるかもと思い始めた今日この頃。

ところでこの踏切から先、黄福柵原駅まで線路が続いています。

黄福柵原駅は美咲町が整備した新しい駅で、そしてそこまで、ここ柵原ふれあい鉱山公園で動態保存されている車両が毎月第1日曜日に運転されていました。

「されていました」と過去形なのは、コロナ禍の中で運転を取りやめており、その復活が待たれるものの現在はまだそうしたアナウンスはありません。

このキハ702もその区間を走る1両。10月15日にもエンジンが掛かっていたので、車両の整備は行われているようです。

運転が再開されたら乗りに来ようと思っています。

※ここの展示車両による運転が始まったのがいつかをもう思い出せないのですが、かねてから来たかった場所です。

 展示車両の多くが動態保存という関係者の努力の賜物とも言え、それを体感したいと思っていました。「コロナ禍が無ければ」と言う前に、思い立ったら即行動が必要だったと、改めて思う次第です。

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