11月16日(木)。
770形は名鉄時代に何度か乗っています。
余談ですが、福井鉄道には、この770形とパッと見、あまり変わらない880形(名鉄モ880形)がいます。お恥ずかしい話ですが、今回のこの旅で、やっと二つの違いが分かりました。それは後ほど。
さてこのステップを使って電車に乗ります。
1,2,3の3段乗車。
運賃表に「臨時」の文字あり。
たけふ新駅からの乗客は私を含め3名。多分、皆さん私同様の鉄道愛好家。
また途中の神明駅から1名の乗客がありました。こちらは地元の方と思われます。
電車はホームを離れていきます。駅からの出発は、先頭車からの眺望も楽しいものがありますが、最後尾で「離れゆく」風景を見るのも風情を感じてそれもまた佳きかな。
北府駅通過。まずはレトラム。
次に602。報告幕は「急行 赤十字前」になっていました。幕回しをしたらいろいろ出てきそうですね。
最後は大正生まれの除雪車、デキ11は健在の様子。
往路の急行電車でここを通ったときに、帰りの臨時急行列車で必ず撮ろうと思っていました。
※急行電車と臨時急行列車=普段、私は電化私鉄の「急行」は「急行電車」と書いていますが、今回、福井鉄道の「フクラム観光クーポン」の案内では「臨時急行列車」と表記されており、私もそれに揃えています。
三十八社駅通過。電車は快調に飛ばしていきます。
赤十字前駅に留置されている除雪車、D-100形モーターカー。
福井城址大名町電停からスイッチバックで福井駅に向かいます。
終点はもう直ぐのところ。
今回の臨時急行列車ですが、運転停車は西鯖江駅、浅水(あそうず)駅、赤十字前駅の3か所。
この停車の理由ですが、正解かどうかは分からないものの多分、踏切の関係。全列車が停車する駅の先にある踏切の遮断機が降りるタイミングは、多分、列車がホームに近づいてからで、通過列車の想定はしていないと思われます。
ありそうで普通は見られない「福井駅」の2本の線路に停車する2本の電車。
手前が770形、奥が880形。乗降用扉であったり、窓枠であったり、結構違いがありました。