6月21日(水)



警察官で厳しかったお父さんと
優しいお母さん。

そして妹弟の5人家族です。

消防士になると決めたとき
お母さんは心配しなかったのでしょうか?

「全然心配しませんでした。
責任感も強く、人が好き。
この子には向いていると思ったので」

怪我や火傷をしないで、
というのが、今のお母さんの願いです。

そしてもうひとつ。

どんな女性になってほしいですか?
という質問には
「そうですね…
男性ばかりの職場で
最近‘おやじ化‘しているのですよ。
だから女の子だってことを忘れないでほしいですね」

ご実家に伺う前、
私は勝手にこんなことを想像していました。

お母さんは“命をかけて人を守る”という
消防士の仕事を心配しているかも。

もっと女性らしい職についてほしいと思っているかも。

結婚とか、お孫さんを望んでいるかも。

でも、実際にお会いしたお母さんは
「早く消防の第一線で活躍してほしい」と
有里さんの仕事を全面的に応援していました。

娘を誇りに思っている、
その想いがビシビシ伝わってきました。
やっぱり、娘の気持ちは
母親が一番わかるのでしょうね。

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