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突然命を奪われた磯谷利恵さん・・・。 会場に立てられたパネルには 犯罪によって命を奪われた方々が送ってきた人生、 そして 命を奪われた事件が、一体どういったものだったのか・・・ 記されています。 パネルには台も設置されていて 想い出の写真や 当時使っていた手帳、 事件報道の切り抜きを集めたスクラップブックなど ご遺族の「想い」が置かれていました。 千種事件で娘を奪われた、母親の磯谷富美子さんは その台に３人の被告人の極刑を求める署名を置きました。 この事件ではこれまでに１２回の公判が開かれています。 私も多くを傍聴してきました。 これまで集まった署名は約２９万人。 ２９万の人の想いが裁判に届くのでしょうか・・・。 今、富美子さんが利恵さんの無念をはらすために闘っている「裁判」。 富美子さんは遺族になって その問題点を初めて知りました。
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