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最終回。開幕を前に・・・。
〜2007年3月29日(木)〜


開幕を目前に控え、開幕投手は誰なのかなどと、ワクワクされているかと思います。
憲さんは、シーズンを前に体調管理などの意識が益々高まってきています。私も、ほぼ毎日憲さんのケアを行っています。オープン戦の本人の成績が良いだけに、この調子でペナントレースを戦って欲しいです。

最近私は体調管理同様、「心の管理」を特に意識しています。エースというポジションの重圧は計り知れません。私は数万人の観客の前でプレーしたことはないけれど、とにかく憲さんの気持ちになって行動しようとしています。それが信頼関係に繋がると思うのです。今シーズンの私自身のテーマは、憲さんの「心のクールダウン」にも力を注ぎたいと思っています。

最近、憲さんと一緒にトレーニングした時のエピソード紹介します。憲さんは球界を代表する一流選手でありますが、本人が言うには決して筋力などはトップではないと口にすることがあります。確かにそう思える時もあります。同じメニューをこなして翌日2人共、筋肉痛になってしまいました(笑)。

また、色々な方に憲伸さんってどんな人って質問されることがよくあります。簡単に言えば天才ですよ。頭が良いですよね。また感性がすごいですね。ものまねが上手い。つまり、ものまねが上手いという事は観察力があると言えます。ただちょっとだけ、つかみ所がないというか・・・。言葉を言い間違えたりという所もあるんです。天才肌の方に多いようですね。川上語録をメモに残そうかな!?

最近はアート(絵)に挑戦したり、その可能性は無限大ですね。今シーズンもまた、「無限の可能性」をマウンド上で表現してくれると思います。

1年間に渡って連載をしたこのコーナーを今回で最終回とさせて頂くことになりました。今まで応援やサポートをして下さった皆様方に心から感謝申し上げます。

ただ憲さんのサポートは今後も続きます。また機会があれば憲さんのホームページ上でコメントを書かせて頂くつもりです。

皆様本当にありがとうございました。

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プロフィール
加藤 佑介(かとう ゆうすけ)
1978年生まれ。愛知県名古屋市出身。大阪体育大学体育学部卒業。
スポーツ心理学専攻。卒業後、中学校、高等学校、専門学校にて講師として勤務。
その傍ら、日本カイロプラクティックドクター専門学院を卒業。
2000年に中日ドラゴンズ、2005年にはMLBシカゴホワイトソックス、日米のプロ野球チームでインターンシップを経験をする。
現在、トータルコンディションサポート”mobaile physio”(モバイル フィジオ)代表として、川上憲伸選手専属トレーナーとして活躍中。
川上憲伸公式HP

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