7月8日(火)



先日、愛知県美術館で開催されている
「誌上のユートピア展」に行ってきました。

19世紀から20世紀初めの
近代日本の絵画と美術雑誌が展示されています。

そう、「明星」や「ホトトギス」も見られるのです!

「明星」といえば、与謝野鉄幹が中心となって発刊された
文学史上欠くことのできない雑誌ですよね。

石川啄木や北原白秋など
後に名をなす詩人・歌人を多く輩出しました。

「ホトトギス」は正岡子規や高浜虚子らが創刊した俳句雑誌。
夏目漱石の「吾輩は猫である」もこの雑誌で発表されました。

これまでは、「そういう雑誌があったんだぁ」という感覚でしたが
実際にその雑誌を見ると
“歴史のロマン”を肌で感じることができて
歴史上の文学が身近に感じました。

学生時代は、ただ“習った”というだけでしたが
実物を見たら
こんなにもそれらの雑誌に惹かれるなんて
自分でも驚きました。


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