アナかると! アナウンサーが、仕事の裏話や今気になること、さらにはプライベートまで大公開!!


大橋さんにお話を伺うと、「川底をよく見てごらん」と言われました。
すると、海のように川底は「砂」ばかり。
この砂が鮎の餌である苔を取り除いてしまい、鮎は食べるものがなく成長できなかったのです。


また、鮎の産卵を長年研究している新村さんにお話を伺うと、
ここ数年で砂が下流からどんどん堆積し、産卵場所が上流に移ってきているといいます。
この砂は一体どこからやってきたのでしょうか?


新村さんにその原因の一つとなっている場所に案内していただきました。
それは「山」。
開発によってむき出しの山肌や、災害の爪痕を色濃く残し放置された山。
これらの山の土砂が川に流れ、下流に影響を及ぼしているのではないかというのです。
山が荒れれば、川も、そして海にまで影響が出てしまう。


そこで、次に訪れたのは三重県多気郡大台町。
ここは約96パーセントが森林に囲まれており、山間を宮川が流れる自然豊かな町です。
この山には、なんと番人がいるんです。
その名も「フォレストキーパーズ」。


水源を育む山や森を守ることが宮川の水を守ることだと考え、川の清掃や植林等の様々な活動をしています。


また、宮川の豊かな森林を守っている、もうひとつのグループが、森の戦士「フォレストファイターズ」。
トレッキングシューズを履き、フォレストファイターズの山中さんに案内されたのは、傾斜45度もある山!
登山道などはなく、鹿が歩いたという獣道を歩むことに。
あまりの傾斜に何度も滑り落ちそうになり、汗だくに。
しかも一緒に行ったスタッフの一人があまりの過酷さに登山を断念。

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