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アナかると! アナウンサーが、仕事の裏話や今気になること、さらにはプライベートまで大公開!!


とんでもないトラブルが待ち受けていたんです!!!!
バッグ開けたら、パンがごろごろ入っていた!!以上の衝撃でした。

ここからの、トラブルは、あまりのショックに写真をとる気も失せ、茫然自失状態だったので、イメージ映像でつづります。


ヴェネチア駅から夜8時前の夜行列車に乗るため、私たち家族は、7時20分過ぎには到着し、手荷物も整え、なかなか発車ホームの番号が表示されない、電光掲示板を、チケットを手に見あげていました。

10分前になっても表示が出ず、さすがにおかしいと思って、駅員を捕まえて尋ねると、「インフォメーションで聞け!」の一点張り。


インフォメーションに駆け込むと、
周りの人もみんな同じパリ行きのチケットを持っています・・・。
嫌な予感は的中!
「フランス方面の列車は全線キャンセルされました!」
バルセロナから来たカップルは無言で抱き合い、
ロンドンから来た女子大生はホームで号泣し、
私も泣きたい気持ちでしたが、各国の旅行者と情報を交換し合って、
明日もフランス行きの列車は絶望的だとわかったので、
チケットの払い戻しの手続きをし、(未だに返金されていませんが)
夜も更けてきたため、その夜の宿を駅の近くで手配しました。
初めて駅のホテル予約窓口を利用しましたが、便利で親切!助かりました!


予算内で、家族4人で泊まれる駅から近いホテルを確保したものの・・・
地図にラインを引いて教えてもらっていた、ホテルへの道が、予期せぬ工事で通行止め!?
迂回路もなく、ベネチアの迷路のような街で、延々30分以上、重たいスーツケースと、熟睡している娘の乗ったバギーを引き、やっとのことでホテルにたどり着くと、ホテルはエレベーターなし。
部屋は4階・・・・。
父と私でぜえぜえ言いながら、スーツケースを持って階段を上り、部屋に入って、本当は夜行列車の食堂車で取るはずだった夕食を、ベッドの上で、テイクアウトのピザをかじりながら、今後の作戦会議。
へたすると、帰国が危ういので、気持ちは張り詰めていました。


ツアーならば、添乗員さんがいろいろ手配してくれたり、旅行会社に問い合わせれば、何か情報も入るのでしょうが、今回は、すべて個人手配の個人旅行。
こういったトラブルに巻き込まれたときも、自分で対処するしかない!
ラッキーだったのは、私の夫が一足先に帰国していたので、日本時間の早朝3時に、国際電話で叩き起こし、あれこれ調べてもらいました。
フランスで300万人規模の大きなストライキが起こっていること。
交通機関はもちろん、空港も混乱していて、飛行機も給油できなかったり、欠航がありそうだったり・・・
パリ市内のルーブル美術館や、エッフェル塔などの観光名所の多くも、ストライキに参加していて、閉館しているらしいこと。

徹夜で検討した結果、パリに飛行機で向かうことに決定。
翌朝7時に、ホテルを発ち、ベネチアの空港へバスで向かいました。


(7/9)


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