約5万6000人。
毎年、新たに「がん」と診断される人のうち、
18歳未満の子どもがいる患者の数です。
突然、がんを宣告された親たちがまず突き当たるのは、
がんを、子どもにどう伝えるか?
そもそも伝えるべきなのか?
どこまで伝えればいいのか?
という悩み。
2017年3月、
名古屋市内で開催された子育て世代のがん患者の集まりで出会ったのが
自身のがんについて、子どもたちに包み隠さずに伝えたお母さんと、
子どもが受けるショックを恐れて、まだ伝えられずにいたお母さん。
あれから2年。
二家族の700日の記録を通して、
子育てしながら、がんと向き合うとは何か、伝えます。
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ある日、乳がんと宣告されたら、あなたはどうしますか?
もし、家族が乳がんになったら、どのように支えますか?
恩田千佐子アナウンサーは、おととし10月、右乳房のがんが判明。
手術まで1ヶ月…。
乳房を温存するのか?しないのか?
摘出後、乳房を再建するのか?しないのか?
本人に迫られる数々の選択…。
そして…、手術後に待っていた抗がん剤治療の日々…。
母を支えた20歳の娘と、高校生の息子。
母を思い、寄り添う娘。
感情を出さず普段通り接する息子。
そこにあったそれぞれの思いとは…?
これは、1人の女性が乳がんを患い、家族全員で歩んだ闘病記録です。
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