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人はいつからでも挑戦できる、そう感じさせてくれるご夫婦でした。
大将は寡黙な料理人。
おかみはひたすら明るいエンターテイナー。
お互いが「持っていない部分」を見事に補い合っている夫婦が、
これまで苦労して築いてきた「一切を捨てて」勝負に出ます、45歳で。
日本の舞台は岐阜市郊外にある一日一組の小さな日本料理店。
オーストラリアの舞台は首都キャンベラにある日本大使館の大使公邸。
大将は日本外交の最前線でふる舞われる
パーティー料理などを作る公邸料理人になったのです。
訪れるゲストは超が付くVIPばかり。絶対に失敗は許されません。
「同じ釜の飯を食う」ということわざがあるように、
おいしい食事はお互いの距離を縮めコミュニケーションを円滑にしてくれる。
公邸料理人が「味の外交官」と呼ばれるゆえんです。
今回外務省に特別許可を頂き、普段は見られない夕食会を撮影。
夫婦の半年に密着しました。