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story


母子家庭に育ち弟2人の面倒をみながら地元の高校に通う麻子。
地味で目立たないが成績はトップクラス。
そんな麻子に突如、妊娠が発覚。
麻子の担任、洋平は妊娠の理由を尋ねるが麻子は「覚えていない」の一点張り。
しかし既に妊娠8か月。お腹のふくらみは服の上からでも分かるほどになっていた。


困った洋平は麻子を連れ予期せぬ妊娠をした妊婦たちが身を寄せるNPO「スマイルベビー」を訪れる。ここは、様々な事情からどうしても赤ちゃんを育てられない妊婦たちに、出産後すぐ特別養子縁組を望む、夫婦を紹介し実子として託す支援団体。
「スマイルベビー」代表、奥田貴子は麻子を迎え入れるが生活を共にするうちに麻子の身に起きた恐ろしく辛い過去が明らかになっていく。
実母(産みの母)、養母(育ての母)、そして特別養子縁組で両者をつなぐNPO代表、貴子という3人の“マザーズ”を通し、命とは、母性とはを問う。

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