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ママの新しいコミュニティーは“スマホ” 先輩ママにスマホで子育ての悩み相談 新型コロナの影響で利用者も増加

報道局
特集 愛知 岐阜 三重 2020/04/01 13:00

 初めての子育てに奮闘する、田中さん。夫と1歳7か月の息子と3人暮らし。

 出産を機に仕事から離れ育児に専念していますが、子育ての大変さを感じているといいます。

「(新型コロナウイルスの影響で)支援センターが休みになった。子どもと2人きり(の時間は)、大変なこともあって、大人と話したくなる」(田中さん)

 

 田中さん、スマホに向かって話し始めました。

「イヤイヤ期の乗り越え方を聞きたい」(田中さん)

「ちゃんと対応してあげなくては、気持ちを分かってあげなくてはと(とか思うかもしれないけど)。心が近くなるとイライラするから、(心を)近づけない」(先輩ママ)

 

 相談しているのは、スマホの中の「ママ友」。

 このママ会「ママライフバランスプロジェクト」は、ホームページから事前登録をするだけで、無料で誰でも参加できます。

「ワンオペ育児」や「パパとのコミュニケーション」など、毎回テーマが決まっていて、興味がある人たちが集まります。

 この仕組みを作ったのが、二児のママでもある沖田厚子さんです。

「産後うつと診断された時があって。(産後うつの予備軍の時に)子育ての視野を広くするような情報があったら違っただろうなって」(ママライフバランスプロジェクト 代表 沖田厚子さん)

 この1年で参加者は、全国各地から800人以上となりました。

 新型コロナウイルス感染拡大で、集会などの自粛が要請される中、どこでも参加できる便利さから利用者が増えているといいます。

 

 3月13日に開催されたオフ会。この日は、先日から実施された突然の休校が話題になっていました。

「預ける人がいる人は預けて、できるだけ休んでくださいって」

「うちも家族総出で、(私が休みの日には)私がみて、夫が(取れる時は)有休とって、あとはおばあちゃん」(オフ会に参加したママたち)

 皆さん、スマホの中のママ友に助けられたといいます。

「リフレッシュできた」

「前向きに明るくなれた。子どもも家庭も円満になる」(オフ会に参加したママたち)

 

 忙しい毎日を送る田中さん。実は最近、焦りを感じていることがあるといいます。

「先が読めない。今後どうなっていくか分からないことに対し、漠然としたモヤモヤした気持ちを感じていますね」(田中さん)

 田中さんは20代のころ、テーマパークのダンサーとして活躍。子育てが落ち着いたら再び仕事をしたいと考えています。

 早速、ママともたちに質問を投げかけてみました。

「今は専業主婦ですが、どれくらいの時期に仕事復帰されたのかを聞きたい」(田中さん)
「ターニングポイントは小1。(正社員から)パートに切り替えた。そこから仕事を減らして、今に至る」(先輩ママ)
「大きくなったら働こうと思ってた」(田中さん)
「自分の時間増えていきそうだもんね」(代表 沖田さん)
「そう、それイメージしてましたね」(田中さん)
「子どもはしっかりするが、宿題・友達関係で家にいなきゃって時間が長くなった」(先輩ママ)

 子どもの成長と共に仕事に比重がおけると考えていた田中さんにとって、ママ友の話は意外なものでした。

 さらに、さまざまな意見が飛び交います。

「子育てから完全に離れられる時間がほしくて、子どもに手をあげるんじゃないかって思っていたので、働くっていう選択肢は自分に必要と思った」(先輩ママ)
「産んだら(仕事を)辞める人が、自分の周りの100%だった。そんなのありー?みたいな感じを今思いました。選択肢ってたくさんあるよね」(代表 沖田さん)

 

「自分で考えると限界がある。先輩ママからどんなふうに働けるか聞けるのは、とても参考になりました」(田中さん)

 ママ友同士のコミュニケーションが、悩めるママを救う一手になるのかもしれません。

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