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複数の農家で収穫直前の桃が盗まれる…“桃泥棒“2つの謎 「土曜の早朝に出現」「異なる犯行手口」

報道局
愛知 特集 2020/07/13 11:00

 この時季に相次いでいるという“桃泥棒”、一体誰が何のために。被害にあった桃農家の方から話を聞くと、2つの謎が浮かび上がってきました。

 

 “桃泥棒”の被害が起きているのは愛知県犬山市。果樹園を訪ねてみると。

「これが盗難にあった空の袋です。本来はこのように中に実がちゃんと入ってます。これが本来の姿です」(桃農家 伊藤則雄さん)

 90本の桃の木を管理する伊藤則雄さん。丹精込めて育てた、シーズン真っ盛りのこの“桃”が何者かに盗まれたというのです。

 犯人が桃だけを持ち去ったのか、桃を包む袋だけが残っていました。

「土曜日(6月)27日です。たぶん朝やられてます。早朝ですね」(桃農家 伊藤さん)

 実は伊藤さん、これが初めての被害ではありません。去年も同じ収穫直前に、食べごろの桃が相次いで狙われていたのです。

 そのころから伊藤さんは仲間たちとある作戦をたてます。

「(桃泥棒に)3回連続に入られたのは、“土曜日”だったんで、4週目から交代で見張った」(桃農家 伊藤さん)

 

謎①「土曜日の早朝に出現」

 “桃泥棒”が現れるのはきまって「土曜日の早朝』。

 仲間が見張っていると…。

「自転車で来て、ちょっと角の所に自転車を止めて、それから戻って入ってきた」(桃農家 伊藤さん)

 果樹園に入ろうとする怪しい人物を目撃しましたが、そのまま逃げられてしまいました。

 被害はまた今年も。

「今年でだいたい3回。通算100個近くはとられています。わかっただけで」(桃農家 伊藤さん)

 さらに。

「この近くでも、かなり皆さんやられてます。桃といわず、他の果物もやられてます」(桃農家 伊藤さん)

 被害は近隣でも発生していました。

 

謎②「犯行手口の相違」

 桃泥棒の犯行の手口にはある違和感も。

「伊藤さんのところは、中身だけとられてますよね。私のところは袋ごとないんです」(同じく桃泥棒の被害にあった方)

 こちらの男性の果樹園では桃が袋ごと盗まれていました。

 収穫を目前に、消えてなくなった桃。誰が何のために盗んでいるのでしょうか?

 伊藤さんによると、誰が持ち込んでも桃を買い取ってくれる市場があるといいます。

「せっかく大事に育ててきたのに、非常にやっぱり悔しいです」(同じく桃泥棒の被害にあった方)

 いまだ“桃泥棒”の正体はわかっていません。

 

【中京テレビ 「キャッチ!」 7月10日放送より】

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