今年秋、愛・地球博記念公園に開園するジブリパーク。1月２７日、建設中の内部が初めて公開されることになりました。

発表会には愛知・大村知事と名古屋市出身のスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが登壇しました。

「これはいわゆる テーマパークではない。公園であることを崩してはならない、でも来たら楽しい場所にしたい」（スタジオジブリ 鈴木敏夫 プロデューサー）

来た人が楽しめる公園にしたいと語った鈴木プロデューサー。

そんな中、大村知事から新情報が。

「「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」については、２０２２年１１月１日に開園することといたしました」（愛知県 大村秀章 知事）

これまで明かされていなかった開園日について、１１月１日に３つのエリアを開園すると発表されました。

そして会見後、いよいよカメラは、“ジブリの大倉庫エリア”の中へ。

解説は映画「ゲド戦記」などを手がけ、ジブリパークの監督を務める宮崎吾朗さん。

「ピンク色の建物が見えますけど…、“ネコバス”ルームと呼んでますけど、子どもが乗れる“ネコバス”の巨大なぬいぐるみが置いてある」

大倉庫エリアでは「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」など人気作品の世界が再現される予定で、子供たちが人気キャラクタ－「ネコバス」と一緒に遊ぶこともできる想定になっています。

 ほかにもジブリに関する展示物や映像作品も楽しめるなど、ファンにとってはたまらないエリアとなる予定です。

「いわゆる映画館みたいなシアターがあります。かなりジブリ仕様でマジに作り込んでるので、きちんと映画をお見せすることができる」（スタジオジブリ 宮崎吾朗 監督）

そして次に向かったのは青春の丘エリア。

このエリアの注目のひとつが現在、建設中のこの建物。

ある人気作品に登場したのですがみなさん分かりますか？

正解は「映画耳をすませばに登場する地球屋です」。

１９９５年に公開された人気作品「耳をすませば」で度々登場し、主人公の雫が通ったお店「地球屋」。建設途中のため壁の色などは分かりませんが、建物の形や窓の位置はよく似ているように見えます。

さらにどんどこ森エリアの新情報も。

すでにサツキとメイの家があるこのエリアに建設されるのは大きなトトロの形をした木造の遊具、その名も“どんどこ堂”。

高さは５．２メートルで映画に出てきた本物のトトロさながらの迫力です。

１１月の開園が楽しみなジブリパーク。今年の夏頃から予約を受け付ける予定だということです。