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発表!「ジブリパーク」11月1日オープン決定! ジブリの世界観を表現したエリアの詳細明らかに さらに宮崎駿さんが“お忍び”で視察「黙って見てられない!」

報道局
愛知 特集 2022/01/27 17:00

愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」に整備が進められている一大事業「ジブリパーク」の一部が、今年11月1日にオープンすると正式に発表されました。開園するのは、パーク全体で5つあるエリアのうち「青春の丘」、「ジブリの大倉庫」、「どんどこ森」の3エリア。

27日の発表会では、愛知県の大村秀章知事とスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、エリアの見どころや宮崎駿さんが“お忍び”で現地を視察していたという裏話を披露しました。

▼ジブリ作品の世界観を表現する「ジブリパーク」とは?

・愛知県 大村秀章知事

ジブリパークの整備については、2017年6月に最初にジブリパーク構想について表明してから約4年7か月がたち、いよいよ今年の秋、ジブリパーク開業ということになります。

「愛・地球博記念公園」では、「自然の叡智(えいち)」をテーマに2005年春から「愛知万博」が開催されました。テーマとなった「人、生き物、地球に対する愛」は、ジブリ作品にも一貫して流れてきたものであり、この公園でジブリ作品の世界観を表現することによって、愛知万博の理念と成果を将来にわたって継承していくことを目指します。

▼オープンは「今年11月1日」 事前予約制で3エリア開園へ

・愛知県 大村秀章知事

ジブリパークは、「青春の丘」、「ジブリの大倉庫」、「どんどこ森」、「もののけの里」、「魔女の谷」の5つのエリアを設けて、ジブリ作品の世界観を表現した施設を整備するものです。このうち、先行してこの秋開園するのは、「青春の丘」、「ジブリの大倉庫」、「どんどこ森」で、2022年11月1日に開園をすることといたしました。

残りの「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアは、今年の秋の開園からおおむね1年後の開園を目指して整備を進めていきます。

入場方法については、来園者に安全かつ快適にジブリの世界観を楽しんでいただくため、日時指定の事前予約制が基本となります。

▼11月開園のエリア概要を公表 ジブリ映画の世界があちらこちらに!

・愛知県 大村秀章知事

自然の叡智をテーマに開催された愛知万博の理念を継承するため、ジブリパークのエリア配置については、公園の歴史的成り立ちや県民利用者の思いに配慮しつつ、公園内の既存施設や未利用地を活用して整備を進めています。

整備面積は、公園全体が約194ヘクタールありますが、5つのエリアあわせて全部で面積が7.1ヘクタール。全体の3.7%を活用して整備するものです。

「青春の丘」は、映画「耳を澄ませば」に登場する「地球屋」、「ロータリー広場」に加えて、映画「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」を整備します。また、既存のエレベーター棟を映画「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」などジブリ作品に出てくる19世紀末の空想科学的要素を取り入れた内外装へ改装します。「ジブリの大倉庫」は、もともと温水プールだった既存建屋の大空間をいかして、その内部に建物をつくり込み、屋内の街であるかのような演出をします。

展示の内容としては、映画「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティや家族が暮らす家と、彼女たちの目線で見た植物の茂る庭を大きなセットで表現をした床下の家などを整備します。

「どんどこ森」では、既存の「サツキとメイの家」に加えまして、映画「となりのトトロ」の昭和の田園風景をイメージした整備を行います。また、「サツキとメイの家」の裏山に子どもが中に入れる遊具として、映画「となりのトトロ」に登場するキャラクターを模した、「どんどこ堂」を整備いたします。最初にイメージパースを見せていただいたときには、驚いてのけぞりましたけど、非常に楽しみです。

▼宮崎駿さんが“お忍び”で視察 息子・吾朗監督に文句の準備?ところが、実際は…

・スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(発表会でのあいさつより)

「僕がここに来たのはいつ以来なのかなと。そんなことをふと思いました。そしたら、そばにいた人が教えてくれたんですね。2020年の11月。これ実は、宮崎駿が一緒にお忍びできておりまして、宮崎駿という人はちょっと、おっちょこちょいという話をしちゃったんですが、人が何かをやろうというときに、実際にやる人が何をやるかを黙ってみていられないタイプなんです。気になってしょうがないんですね。息子(ジブリパークを手がける宮崎吾朗監督)であろうがそれは気になります。だから、簡単に言うと監視に来たんですね。いったい何をやっているのかと。それで少しでも突っ込めるところがあったら、文句を言おうって。それでその前から、かなり興奮しておりまして、とにかく文句を言う準備を日々重ねまして、それで当日ここに来たんですけど、まず圧倒されたのが、ここの素晴らしさ、広いですよね。広いだけじゃない。当日、雨降っていたんですけど、雨が、何ともいえない雰囲気の良さ出していたんですよ。雨の中を歩くことがまったく苦痛じゃなかった。そういう中で、宮崎が言い出したのが、途中だったと思いますが、「決めた」って言い出したんですよ。「これは吾朗に任せる」と言い切った。俺が口を出すことじゃないと。珍しいんですよ。人のやることに口を出さないのは。すべてに口を出す人だから。

▼「来たら楽しい場所にしたい」実現は?1年2か月ぶりに見たら「よかったですねぇ」

・スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー

「2020年11月から、そこから数えると僕は、1年2か月ぶりなんですかね。こちらにうかがったのが。これまでは、報告などを聞いて、吾朗くんがいったい何をやろうとしているのか、それで考えていることは何なのか。それこそ当初は「これはいわゆるテーマパークではない。基本、公園であることを崩してはならない。だけれども来たら楽しい場所にしたい」という精神は守っていたと思うんですよ。いくら絵を見たって、何ができるか分からないんですよね。1年2か月前にも見たんですけど。きょう、見ました。ほんの一部なんですけど。僕の感想です。よかったですねぇ。なんかよかったんですよ、本当に。手前味噌で本当に申し訳ない。そんなことぐらいしか言えなくて。
 

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