いよいよジャイアンツ戦、福留がキーマン
〜2002年 3月31日(日)〜

 あす2日から今季初のジャイアンツ戦を迎えるドラゴンズ。相手の先発は高橋(尚)・桑田・ワズディンが予想される。

 この三人を攻略するカギとなるのが福留である。前にもここで述べたがキャンプでミスター長嶋からレクチャーされた《ワキをあける打ち方》が身につき内・外いずれのコースにも対応できている。実際に逆方向への打球もよく見られた。これはすなわち、左のピッチャーを苦にしないことを意味し、つまり高橋(尚)が恐くないということである。

 そして、昨年4打数しかないことも優位にたつ要素でもある。たしかに昨年以前は苦手としてたかもしれないが、今年の福留は違う。でも、高橋の記憶はカモにしてた頃のイメージしかないが、今年初めて対戦したときそのイメージとは違う福留に驚くはずだ。

 体もできてきたし、これから脂にのってくる。さらにジャイアンツ戦が好都合なのは福留は大きい試合になると燃えるタイプで、桑田や清原みたいな運をもっている。高橋じゃなく、桑田・ワズディン程度なら元々苦にしてない。ジャイアンツ戦の活躍は何にも優る自信になるのでこの3連戦結果を残し、 今シーズン、チームを引っ張ってほしい。

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