後半戦、注意するのはジャイアンツじゃなくて…
〜2002年7月16日(火)〜

16日から始まるセ・リーグ後半戦。 2位に5ゲーム差をつけている巨人の独走が懸念されているが、気をつけなければいけないのが 広島カープだ。その理由は《投手陣の安定》
これからは6連戦が続く厳しい日程。どのチームも先発ピッチャーのやりくりが難しくなってくる。 しかし、広島には13勝クラスの顔ぶれが揃っている。佐々岡・黒田・横山・長谷川・高橋・鶴田、この実績ある6本の柱で軸が出来ている。 しかも、中継ぎの小林幹英、抑えの小山田とほぼ完璧の布陣だ。
一方打線はというと、左の金本・右の新井と、こちらも軸が揃っている。

巨人の対抗馬としての本命・ヤクルトも整った戦力だが、広島の方がピッチャーのレベルが高い。さらに、ドーム球場をホームにしていない広島は暑さにも強い。夏本番はこれからだけに、その動向に注目したい。

中日は前半戦広島に分が悪いだけに一層の注意が必要となるだろう。後半戦の目玉・リナレス効果を願いたい。

バックナンバー